「SATC」ファン必見! 若き日のミスター・ビッグが「Law & Order」でミランダと共演の日 - 竹村由紀子 Hollywood Style to Tokyo Eyes | TVグルーヴ オフィシャル・ブログ アーカイブ(更新終了)

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「SATC」ファン必見! 若き日のミスター・ビッグが「Law & Order」でミランダと共演の日

(2012年3月20日)

例年より寒いですが、いくぶん暖かくなってきましたね。散歩をしていたら、梅の花が豊かに香っていました。愛猫のポムも、春の訪れが嬉しいようで、窓際で陽を浴びる時間が増えています。

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春はもうそこまで来てるねっ♪

前回は海外ドラマについて書かなかったので、今回こそは!

皆さんは、どのように海外ドラマを見ていますか?

WOWOWやCS、BSでしょうか? Gyao!やhulu? それともレンタルでしょうか?

私は、いままでWOWOWやCS、BS、Gyao!でシーズンの途中から見ることが多かった作品(特に1話完結のクライムサスペンス)について、レンタルやhuluでシーズン1から見直しています。

クライムサスペンスのなかでも、歴史的長寿番組「Law & Order」は、順番に見たことはなかったので、この機会に見直してみることにしました。

「Law & Order」は、NBCネットワークで1990年から放送され、シーズン20まで制作されたディック・ウルフの手掛ける大ヒットドラマ。

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ディック・ウルフ Focus Hollywood / PR Photos

スピンオフ作品として、現在も放送が続いている「Law & Order:性犯罪特捜班」(1999- )のほか、「LAW&ORDER クリミナル・インテント」 (2001-2011)、「Law & Order : Trial by Jury(日本未公開)」(2005-2006)、「LAW & ORDER: LA」 (2010-2011)などが制作され、イギリス、フランス、ロシア、南アフリカでもリメイクされているようです。

視聴率が伸び悩むとすぐに打ち切られてしまうアメリカのテレビ業界で、ここまで人気が長続きするなんて、「Law & Order」はやっぱりすごいですね!

とはいえ、「Law & Order」も初めから人気があったわけではないそうです。ドラマが制作された1988年ごろは、1時間番組の需要自体が過去最低で、勝算がまったくなかったといいます。

そこで生まれたのが、前半で刑事たちによる犯罪捜査を描き、後半で検事たちによる立件と訴追を描くという構成スタイル。

当時は「弁護士」=「ヒーロー」というイメージの作品しかなかったため、あえて警察と検察という訴追する側の立場を取り上げたそうです。犯行現場から訴追まで見ることができるドラマは画期的で、一大センセーションとなりました。

シーズン1では、人気海外ドラマ「Sex and the City」のミスター・ビッグ役でおなじみのクリス・ノースが、若手刑事役で奮闘していて、個人的には「ビッグが若すぎる!! 熱血刑事なんて…」と衝撃でした。こっちが先なんですが…(笑)

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クリス・ノース  richard shotwell / PR Photos

ちなみに、シーズン1の第3話「隠された過去」は、「Sex and the City」でミランダ役のシンシア・ニクソンとも出演しており、「こんなに若いころから共演していたんだ…」となんだか感慨深かったです。

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シンシア・ニクソン Sylvain Gaboury / PR Photos

「Law & Order」といえば、ドキュメンタリー風の粗い映像が印象的ですが、これはニュース映像を意識して、当初、16ミリカメラで撮られていたそう。ネガが傷だらけになってしまい「放送できる質じゃない」とまで言われたこともあったとか。

最近の映画並みに綺麗な映像や、「めでたし! めでたし! 」の結末、キャスト同士の織りなすドラマなんかを見慣れていると、確かに「Law & Order」は異色の存在。

だって画質は粗いし、結末はすっきりしないし、キャストの恋愛模様はほとんど描かれることなく、事件だけが淡々と時系列に沿って進んでいくのですから(個人的な感想です)

私も初めは馴染めなかったのですが、じっくり見ていくと「これぞリアリティなんだな」と「Law & Order」の魅力に引き込まれてしまいました。

あまりにハマって「Law & Order:性犯罪特捜班」もシーズン1から見直してしまっているほどです。「Law & Order:性犯罪特捜班」のほうが、キャストの背景が描かれている分、とっつきやすい印象があるかもしれません。

「Law & Order」がなければ、人気海外ドラマ「サウスランド」も生まれなかったのかな? こんなスタイルを確立するなんて、さすがディック・ウルフ。すごいですね。

新しく手掛けるシカゴの消防士たちの活躍を描くアクション・ドラマ「Chicago Fire」もドキュメンタリー調なのでしょうか? 楽しみです。

「Law & Order」シリーズ全作制覇までは長い道のりだと思いますが、もっと見てみたいです。あぁ、お楽しみがいっぱい♪

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コメント

>suzuさん

こんにちは!コメントありがとうございます♪

「Law & Order」おもしろいですよね!
年齢を重ねたミスター・ビッグも素敵ですが、若くてピチピチ(笑)しかも熱血なローガン刑事もいい!! シュッとしています(笑)

「Chicago Fire」は現在、シカゴでパイロット版の撮影真っ只中。まだ正式に決まるのは先みたいですが、海外ドラマファンにはおなじみのスターがキャスティングされているので、実現してほしいですね!

「SATC」のデヴィッド・エイゲンバーグの他にも、「ライ・トゥー・ミー 嘘は真実を語る」のモニカ・レイモンドもキャスティングされています。

それにしても、メインキャストの「Dr.HOUSE」でチェイス役を演じていたジェシー・スペンサーは、髪が短いと別人みたいと思うの私だけでしょうか(笑)

とにかく楽しみです♪

投稿者:竹村 由紀子 |2012年3月21日 16:31

はじめまして。

「Law&Order」大好きです!
シーズン15~20の月~金の帯放送でどっぷりとハマってしまいました。
シーズン1から見れるのでとても楽しみです。
若くてピチピチの(笑)ミスター・ビッグじゃなくて、ローガン刑事!

それと「Chicago Fire」はパイロットではなく正式に決まったのでしょうか?
SATCのスティーヴ役David Eigenbergがキャストにあったのでとても気になっています。

投稿者:suzu |2012年3月21日 03:21

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