「ブラザーズ & シスターズ」と桜の下で思うことの日
桜が散って、若葉がニョキニョキ輝き始めると、早いものでもうゴールデンウィークですね。
今年は4月になっても寒い日が続きましたが、今日は上着がいらないくらいの暖かさ。愛猫のポムも日向ぼっこにいそしんでおりました。
あったかい…春眠暁を覚えず…むにゃむにゃ…
ブログのアップが遅れてしまって、ごめんなさいね。ライターとアナウンサーという二足のワラジを履いてきた私、実は新年度から新番組がスタートすることになったのです。
画面をiPhoneで撮ったら画質が悪くなっちゃた…
筑波大学のある「つくば市」のケーブルテレビ局ACCSでニュースを読んだり、番組作りをお手伝いすることになりまして、毎日バタバタしてしまいました。
ケーブルテレビということで、近くにお住まいの方しか見ること ができないのですが、このブログでも色々ご紹介していきますので、暖かく見守ってくださいね!
もちろん、これからもTVグルーヴで、コラムや記事、ブログを書いていく予定なので、これからもよろしくお願いします♪
さてさて、少し前のことになりますが、桜が満開だったころ…両親と共にお花見に行ってきました。
皆さんにも入学式、新歓コンパ、お花見デートなど、桜にまつわる思い出はたくさんあると思いますが、私も桜を見ると思い出すことがあります。
11年前の春、私は実家を出て、一人暮らしを始めました。都内に実家があるにもかかわらず、自立したい一心で、なかば無理やり家を出てしまったのです。
そのときは、両親の監視の目が光る「かごの中の鳥」のような生活に嫌気が差し、とにかく自由になりたかったし、「転ばぬ先の杖」を用意し続ける両親から離れて、転んでも立ち上がれる強さを手に入れたいと思ったものでした。
あの春、ちっぽけなアパートの部屋には何もなかったけれど、私はほこらしい気持ちで桜を見上げていました。
親は「家賃なんて払わなければ、好きな服だって、バッグだって買えるのに、家にいれば温かいごはんが食べられるに、本当にバカね」と苦虫を噛み潰したような顔をしていましたが、当時の私には、服やバッグより自由が大切でした。
今、あのころに戻ったとしても、同じ決断をすると思います。
皆さんの桜の下で思うことは、なんですか?
11年の歳月を経て、自由と強さを手にした私は、すっかり年老いた両親と桜を見上げ、とても優しい気持ちになりました。
お互いに「理解してほしい」と価値観を押し付けあっていても何も解決しない、これからは理解されなくても良いから一緒にいる時間を大切にしようと思えたのです。
お母さんの作ったお花見弁当をレジャーシートに広げながら、こうやってお弁当を食べるのも、小学校の運動会以来だと気づき、懐かしくなってしまいました。
あと何回、一緒にお花見をすることができるのかな?
【家族がぶつかり続けるドラマといえば、やっぱり「ブラザーズ & シスターズ」】
Huluでシーズン4まで、一気に見てしまいました。サリー・フィールド演じる母親、ノラの口うるさくて、「黙ってられないわよ」と余計なことばかり喋ってしまうところには、「もうっ!」とヤキモキしつつ、妙な説得力を感じてしまいます。
サリー・フィールド Albert L. Ortega / PR Photos
長女サラ役のレイチェル・グリフィスのおせっかいだけど、実は繊細なところも、次女キティ役のキャリスタ・フロックハートのワガママに見えて、実は我慢強いところも、どこか自分の周りにもいそうな感じがして、引き込まれます。
レイチェル・グリフィス Albert L. Ortega / PR Photos
「黙っていても、嘘をついても」本音でぶつかると、誰かを傷つけてしまうもの。それは家族であっても、恋人同士であっても、友達でも「価値観の違う、別の人間」だから当たり 前ですよね。
でも、家族や恋人など比較的、価値観の近い関係性の中では、それを忘れてしいがちです。
キャリスタ・フロックハート Koi Sojer / PR Photos
「わかってほしい」と望むのは悪いことではないけれど、「わかってもらうためには、相手のこともわかってあげないと」。「ブラザーズ & シスターズ」は、そんなことを教えてくれたドラマでした。
私は10年後の春、桜の下で何を思うんだろうなぁ?皆さんの思い出もぜひ教えてください。
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コンパクトボックスだと安いね!欲しくなっちゃう…
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Huluには、シーズン4までしかないから、まだ5見ていないのですが、見たくてウズウズしてます(笑)レンタルしちゃおうかな?
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