【2009・秋のシーズンプレミアその4】 Flash Forward
第二の『LOST』?などという噂もちらほらと聞かれるABCの話題作『Flash Forward』の第1話を見ました。
確かに、次から次へと謎が出てきて、片時も目が離せない展開でした。
世界中の人間が、"2分17秒"の間、突然気を失って倒れてしまいます。そして、人々はそれぞれの『半年後』の未来-2010年4月29日-を見たことに気づいていくのですが……。
まず、なるほどなーと思ったのは、突然2分弱のあいだ気を失ったら何が起こるか、ということ。家でテレビでも見ていたらいいですが、車を運転している最中だったら? 飛行機に乗っていたら? 海で泳いでいる最中だったら……??
しかもそれが世界中で一斉に起こるんですから、それだけで未曾有の災害になりますよね。
その後で、今度は半年後の未来を見た、なんて明らかになったら、今度はパニック必至……。
果たしてこの後、どんな展開になっていくのか続きがとても楽しみです。
謎の集団ブラックアウト、未来の記憶、神の意思か人の仕業か、といった謎に加え、己の未来の運命をも捜査することになったFBIエージェントMark Benfordを演じるのは、『恋に落ちたシェークスピア』や『エリザベス』で有名なイギリス人俳優ジョセフ・ファインズです。
ジョセフ・ファインズ Insidefoto / PR Photos
同僚のDemetri Nohを『スタートレック』のジョン・チョウが演じています。
ジョン・チョウ Glenn Harris / PR Photos
Markの妻Olivia役は、ソーニャ・ヴァルゲル。
ソーニャ・ヴァルゲル Insidefoto / PR Photos
謎の男Simonで登場するのは、ドミニク・モナハン。
ドミニク・モナハン Renard Garr / PR Photos
この二人は、どちらも『LOST』でお馴染みですね。なんだか、それだけで謎が倍増する感じがしちゃいます(笑)。
それにしても、この主要キャスト中の三人が全員イギリス人俳優ですね~。最近、イギリス勢が続々とアメリカドラマに進出しているというニュースを見ましたが、まさにそれを証明しているなーと思いました。
原作は、ロバート・J・ソウヤー作の小説「フラッシュフォワード」です。
日本でも邦訳が出ています。
ただし、あらすじを見る限り内容はかなり違っていて、小説版でみんなが"見る"のは『21年後』の未来となっているし、登場人物も違うようで??
なので、原作を読んでも、それほどネタバレにはならないかもしれませんね。
手に入ったら読んでみたいなあ。。。