【2009・秋のシーズンプレミアその3】 怒涛のシーズンプレミア週間スタート
9月も下旬に入り、Fallシーズンのドラマが出揃ってきました。今週は、既存シリーズのシーズンプレミアと、各局のイチオシ新シリーズがどんどん始まります。
気になるドラマの開始状況を、視聴メモも兼ねてご紹介したいと思います。
まずは昨日、9月21日の月曜日には、『House』シーズン6と『Heroes』シーズン4、それぞれ2時間スペシャルでスタートしました。
『CSI:Miami』シーズン8、ネイサン・フィリオンが警察に捜査協力するミステリー作家Castleを演じる『Castle』シーズン2も開始です。
ネイサン・フィリオン Austin Gorum / PR Photos
『House』-「医者が患者となったとき、何が起こるのか?」というキャッチコピーでCMがガンガン流れていました。久々に見るドクター・ハウスはイガグリ君になっていて、ちょっとびっくり…
『Heroes』-個人的に大注目の"ティーバッグ"ことロバート・ネッパーは、初っ端から登場してくれて、さすがの存在感で一気に引き込まれました。彼が演じるSamuelは、能力者たちが集まるカーニバル(サーカス?)の団長のようです。人の体に絵を浮かび上がらせ、予言めいたことができたり、絵を実体のように操ることもできるみたいで、なかなか興味深い能力です。(追記:後のエピソードを視聴して判ったんですが、体に絵が浮かぶのは相手の能力者のもので、Samuelは土や大地を操る能力者でした) また「スターウォーズ」や「Xメン」等にも出ていたレイ・パークが、クイックシルバーみたいな能力者で出ていました。
もちろん、シーズン1からのお馴染みのキャラクターもほぼ登場しています。ヒロとアンドー君は、相変らず和み系です…たとえどんな過酷な状況となっても…。アンドー君の日本語が少しですが流暢になっている気がしました。
ロバート・ネッパー Chris Hatcher / PR Photos
レイ・パーク Albert L. Ortega / PR Photoss
そして今日。9月22日の火曜日は、私が待ちに待っていた『NCIS』シーズン7と、スピンオフの新シリーズ『NCIS: Los Angeles』が、2時間続きのダブルビル放送でスタートです。
うわぁーーい!!と2時間続けてNCIS漬けになって浮かれていたら、あろうことか『The Mentalist』シーズン2のカナダ先行プレミア?が『NCIS: Los Angeles』と同じ時間帯にぶつかっていて、すっかり見逃してしまいました。24日木曜日の本家プレミア放送は忘れないようにしなくては…。それにしても何でカナダのほうが放送が早かったんでしょう???
そして、昨シーズンに続いて再びクリスチャン・スレイター主演の新ドラマが登場。『The Forgotten』は、『CSI』のジェリー・ブラッカイマーがプロデュースする新シリーズです。
クリスチャン・スレイター Albert L. Ortega / PR Photoss
『NCIS』-多くは語るまい……とにかくマーク・ハーモン演じるギブスは、最高にかっこいい上司です!…貧困なボキャブラリーで申し訳ないですが、これしか言いようがない(笑)。ギブスが"ある事"を成し遂げてチームの前に姿を見せるシーンがあるんですが、あまりにもカッコ良すぎて、その瞬間ギブス以外の全てが霞んで見えました。
マーク・ハーモン Glenn Harris / PR Photos
『NCIS: Los Angeles』-クリス・オドネルが素晴らしくシェイプアップされてて驚くやら嬉しいやら(笑)。未だに映画『マックス・ペイン』の衝撃の姿に囚われています… 本家『NCIS』が"チーム物"とすれば、こちらのスピンオフは"G" Callen(クリス・オドネル)とSam Hanna(LL・クール・J)の"バディ物"を意図した感じです。Hannaがお守り役といったところでしょうか。
クリス・オドネル Chris Hatcher / PR Photos
最近はチーム物ドラマが主流ですが『刑事スタスキー&ハッチ』や『ヒューストン・ナイツ』などのバディ物も大好きなので、久々に楽しみです。
もちろんドラマ内には、アンダーカバー専門のLAオフィスの皆さんもたくさん登場しています。一番印象的だったのはLA版"ダッキー"的役回りっぽい、アンダーカバーに必要不可欠な小道具を揃える"ヘッティー"-Henrietta "Hetty" Lange (Linda Hunt)です。何故だか見覚えがあるなと思ったら、映画『Mr.インクレディブル』に登場するヒーロー専門のコスチュームデザイナー、エドナ・モードを彷彿とさせる外見でした。>狙ってる?…わけないか……
『The Forgotten』-クリスチャン・スレイターと言えば、去年9話で打ち切りになってしまったNBCの『My Own Worst Enemy』の暗い記憶が蘇るんですが、今回は果たしてどうなるでしょう?。
パイロット版を観た感じでは、なかなか面白い設定でした。
クリスチャン・スレイターが演じるのはAlex Donovanという元刑事。Alexは『警察が捜査を諦めた身元不明遺体の身元を突き止める』専門のthe Forgotten Networkの一員です。チームの面々は一般市民で、普段はそれぞれ仕事をしているのですが、ひとたび警察からの依頼を受けると遺体の身元を突き止めるために聞き込み、張り込みに日夜奔走する、という"縁の下の力持ち"的な活動をするボランティアチームです。
エピソード中で随時挿入されるのは『死体』が語るナレーションですが、最後に身元が判明して『自分』の名前を言う演出には、結構ホロリとさせられました。
明日の水曜日は、『Criminal Minds』シーズン5や、ポール・グロスが悪(魔)役を演じる注目の新ドラマ『Eastwick』、前シーズンの終わりに物凄いクリフ・ハンガーで放って置かれた『CSI:NY』のシーズン6がスタートです。
ポール・グロス Albert L. Ortega / PR Photos
そして、人気ドラマの激戦区である木曜日は、ABCのFallシーズン一押しドラマ『Flash Forward』の他、『Grey's Anatomy』シーズン6の2時間スペシャル放送、さらに『CSI』シーズン10と『The Mentalist』シーズン2がスタートします。
25日の金曜日には、CBSの人気シリーズのプレミアラッシュです。『Ghost Whisperer』シーズン5と『Medium』シーズン6、『NUMB3RS』シーズン6のプレミア放送が続きます。FOXはエリザ・ドゥシュクの『Dollhouse』シーズン2、CWは放送日が変わった『Smallville』シーズン9のプレミア放送で対抗です。
エリザ・ドゥシュク Albert L. Ortega / PR Photos
………なんだか息切れがしてきましたが、何とか今週を乗り切りたいです。