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バンクーバー国際映画祭(VIFF)が始まります!

(2009年9月29日)

Vancouver International Film Festival-VIFF-は、毎年、夏が終わって、雨が降り始めて寒くなってくると始まる(笑)映画祭です。
今年で第28回目を迎えるそうで、10月1日から16日の2週間ちょっとの間、バンクーバー市内の複数の映画館を会場として、出品作が上映されます。

トロント国際映画祭、モントリオール映画祭に続くカナダ第3の規模の映画祭……とは言え、VIFFはハリウッドスターがレッドカーペットを歩くような派手なプレミアはないのです。
なんというか、もっと……地味……??
…私が個人的に抱くイメージとしては、こう…東京で言えば中野とか吉祥寺とかのね、中央線沿線で開かれる上映会が大規模になったぞ!!みたいな…そんな感じでしょうか?
見ようによっては、これがバンクーバーらしさ…なのかもしれません。


さて、日本も含め、韓国、中国、マレーシア、ベトナム、インドネシア等々アジア各国からの映画は、『Dragons and Tigers』というセクションで上映されます。
邦画は、『空気人形』『カムイ外伝』『ガマの油』といったメジャー作品の他、ショートフィルムも含めて全18作品が上映される予定です。
→作品リスト


DVDではなくて、映画館の大スクリーンで日本の話題作が見られるのは嬉しいですね。これまでも、VIFFのおかげで『46億年の恋』や『ゆれる』、『殺しのはらわた』(嶋田久作主演の問題?作)といった、決してメジャーではない邦画を見ることができました。
また、日本人以外の観客と一緒に邦画を見る、というのも、かなり興味深いです。思わぬところで笑いが出たり、または逆だったり、反応の仕方の違いなどを目の当たりにするのはなかなかできない経験で、そういう点でも面白いですね。


バンクーバーでは、こういうイベントには、一般からのボランティアを募るのが常です。チケット売り場や劇場案内のスタッフは、大抵ボランティアです。バンクーバーに語学留学に来ている学生さんや、ワーキングホリデーで滞在している人も、ボランティアスタッフとして参加することができます。
毎年7月から公募が始まるので、来年バンクーバーに来られる予定のある方は、是非参加を検討してみてはいかがでしょう? 一味違ったバンクーバー体験が得られるかもしれませんよ!


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