「ホワイトカラー」の聖地 ニューヨークでマット・ボマーを捕獲せよ!【その2】
ロケ見学の鉄則その3『撮影クルーと良好な関係を築け~熾烈な競争を勝ち抜くには内部情報をゲットせよ』
ロケ現場に戻ってみると、Mattの出待ちをしているらしきファンが増えています。
撮影が行われているギャラリーの横には、我々「早朝組み」の次に集まった「午後組み」が10人近く控えておりました。
ああ…人数が増えるとMattに近づくチャンスをモノにするのが大変そうじゃない…?とちょっと腰が引けつつも、午後組みの人たちに「Mattは見た?」「まだ出てきてないわー」などと情報収集。
待つこと暫し。
早朝組みのリーダー(勝手に命名)が、WC撮影クルーの人と何やら話しています。
そして、
「じゃ、私たち、朝早くからずっと待ってるんで、そろそろ引き上げるわね」
と、午後組みの人々に向かって宣言。同時に私に密かに目配せをします。『付いてらっしゃい…!』
誘われるまま早朝組みグループに付いて行くと、撮影場所の向かい側の角を曲がったところで集合。
「午前中に、Mattは暫く出てこないって教えてくれた撮影クルーが、Mattが出てきたらトレーラーに向かうから、道路を渡った角の所で待ってれば必ずそこを通るって教えてくれたのよ」
なんと…内部にスパイが…(ウソ)
なんでこういう事になったかというと、この時点で早朝組み、午後組み含めてかなりの数のファンがMattの出待ちをしていました。が、あまり沢山のファンが詰めかけて俳優を取り囲むと、時間も取られるし一般人の通行妨害になる恐れもある。なので、グループを2つに分けて少人数にして捌きたい、とそういう撮影クルーの算段があるようなのです。
そして、朝っぱらから延々と待ち続けている早朝組み(そして明らかに年寄り年長)のほうに先にチャンスを与えてあげましょう…というわけで、密かにMattとの遭遇確率が高い場所を教えてくれたというわけです。
早朝組み(プラス半端な遅刻組の私)は、午後組みの人々から隠れるようにして、道路のコーナーに身を潜めてMattを待ち続けました。
しかしそんな姿は、もちろん一般人及び新たに到着してくるWCファンの不審を買います。
一般人「何か映画の撮影なの?」
「テレビドラマの撮影してるのよ。ホワイトカラーっていうの」
一般人「まあぁ!ここで待ってたら会えるかしら?」
「向こうのギャラリーで撮影してるから、そっちで待ってると良く見られるわよ」
WCファン「Mattを待ってるの?」
「向うで朝から待ってたんだけど、そろそろ引き上げようと思って」
WCファン「どこで撮影してるの?」
「向かい側のギャラリーで撮影してるから、そっちで待ってると良く見られるわよ」
……何とも熾烈な駆け引きであることか……そのシビアさに軽くビビりつつ、さらに辛抱強く待ち続ける私…Mattはまだか。
ロケ見学の鉄則その4『結局のところ勝負を決するのは時の運~あとは突進あるのみ!』
私がロケ現場に到着してから、4時間半。
ニュージャージー母娘偵察隊の表情に緊張が走ります。周囲の注意を引かないよう、極力抑えた声でマット・ボマー警報発令!!
「来たわ!Mattがこっちに来る!!」
えっ、Matt?Mattどこ???
↑ 写真を撮る前はMattが見えてたんですが。
午後組みで、我々の動きを張っていた(笑)お姉ちゃんに先を越されてしまいました。
おっ!!!Timもいる~~!!!
Mattはあっという間にファンに囲まれ、その壁の厚さに私、近づくことができません。
なので、まずは手薄なTimから攻めることに…(ゴメン)。
やっぱり背が高いなー。
でも画面で見るよりも、細身な感じがします。テレビだともっとがっしりとした体格のイメージだったんですが、俳優さんてホント全体的に小作り。だから太く見えると言われるTV画面で見ると標準サイズに見えるんですね。
(後から写真で見たTimと並んでいる自分が、なんか思ったよりも大柄で太いし…(-_-;)…)
Mattに近づけないまま、Timを激写してみる私。
そしてMattを囲むファンの垣根が一瞬空いた隙を狙って、本命Mattに迫りました……とりあえず写真だけ……眩しくて近づけないから望遠で…。
半径1メートル以内にいるのに望遠。
……そして超ドアップなのに、なんですかこの毛穴レス!!
幾ら撮影用のメイクをしてるからと言っても、ツルスベ過ぎます。
若干日焼けしてるように見えますが、多分これは撮影用の濃い目のドーランでしょう。照明当てると白光りしちゃうから。
そんなことを考えながら寄りに寄ったファインダー内のMattに見惚れるあまり、自分自身が近寄るのを忘れそうになりました。
しかしニューヨークまで来て、いや~ん恥ずかしい~どうしよ~~…などとクネクネしてる暇はないのであった!
『お願いします!!』と内心で話しかけつつMattにDVDとペンを渡しました。
しかし、日本から持って来た「ホワイトカラー」シーズン2のDVDにサインしてもらう間、せっかく隣にMattが居たというのに、間近で凝視することもできず、何か話しかけることもできず、匂いを嗅ぐことも忘れて、Mattがサインしてるペン先だけしか見えてませんでした…不覚……あまりにも不覚過ぎる私!!!
早朝組みのお友達に写真を撮ってもらおうとしたら、全く知らない別のファンの人が「撮ってあげる!」と申し出てくれました。おお…ありがとう。どんな駆け引きをしようとも、結局は皆ホワイトカラーファン同士。Mattを前にしたら一つになれるんだよねっ!
Mattの顔を直に凝視した記憶は飛んでいても、Mattの脇腹に手を回した感触は覚えております…ってか、私の手が軽くMattの向こう側に届いちゃうって何よ?!細っ!! 背中も筋肉質で硬い。
離れ際に覗きこんだ瞳は薄い青でした。水色っていう感じだったかな、多分。いや、もう、だって真っ直ぐ前を見てるはずなんだけど、Mattに到達した途端視線が弾かれてしまって、よく見えなくなっちゃうんですよ…。ヤダもうこの人ハンサム過ぎる。写真とかTV画面通してじゃないと、マジ、目がチカチカする。
そんなMattをお裾分けです。
ああ……俺たちの甲子園夏は終わった……
これが俺たちの夏の証…
──と思ったら!!
<続く>
※次回予告…勝負は何と予想外の延長戦突入! 待ち続ける角には福Mattが来るのか?
コメント(14)|White Collar, ロケ地探訪inUSA
コメント
>かえるりるりん。様
コメント500番ゲットの喜びの声を有難うございます!(*^_^*)ぱちぱちぱち
WC記事に始まりWC記事でキリ番ゲット、これはもう運命…(?)今後ともどうぞよろしくお願いします…何も出ませんが…(爆)
さて、スタッフさんの心使いが光りましたね。お陰様でMattとのツーショをゲット…とは言え、どういうわけか今回はPAさんがMattの背後を固く死守していたので、映り込んでいてまるでスリーショットのようになってますが…(・д・)チッ(笑)
Mattのキラキラオーラは半端ないですよ。常々、Mattを見てて、あー眩しくて正視できん!とか思うのは私がMatt好き過ぎるせいじゃないかと疑ってましたが、どうやらそうでもないらしいと判明しました。
また、ほんの数分の逢瀬ではもちろんMattの人となりまで知るのはムリですが、それでも物凄くナイスで気さくでファンを大切にしてくれる人だなあと、そこは確信しました。演技にもファンにも真摯なMattに、惚れ直しました…えへー。
投稿者:usagy |2012年9月12日 02:51
*こんばんは*
ををー、早朝組がかわいそうだと思ったのかそれとも年長組なので
疲れの色が見えたのか(笑)スタッフさんの優しい心使いが嬉しいですね。
まぁ午後にたくさんファンが集まって事故でもあったら...という
心配もあったかもしれませんが...。
4時間半ですね。
でも待ったおかげで!!って、とりあえずTimさんなのね(笑)
もーusagyさん、クネクネしてちゃー。
目がチカチカとは本当にナニカmattさんにはあるのでしょうね!!
usagyさんのmattさんへの愛をずっとブログで読んでいたので
念願の2ショットが撮れてよかったなーと思いました(嬉&涙)
そういえば去年の6月7日のブログで「500番を狙って下さい!」とお返事頂きましたが
まさか本当に500番をゲット出来るとは!!
それもまたWCの記事で(^^。
何もでないようですが嬉しいです(笑)
では。
投稿者:かえるりるりん。 |2012年9月10日 19:59
>Tomoko様
はじめまして!コメントありがとうございます。
ちょうどアメリカにおられたんですね!でもメンフィスとNY、離れていても同じ国で同じ空気を吸ってる!ってだけで何か感動しちゃいますよね。
私も個人的Mattプッシュを3年ぐらい続けてますが、おっしゃる通り日本では仲々広まらない感じですね。
それでも今年、来日の予定があった、ってことだけでも充分嬉しいです。次は、是非実現してほしいものですね~。
Tomokoさんのブログ、見せていただきました。Mattへの愛がぎっしり詰まったブログでとても楽しかったです。これからもお互い、Mattを応援していきましょう!!
よろしくお願いします。
投稿者:usagy |2012年9月 2日 10:40
usagy さん
はじめまして!
すごい、すごいですね~。興奮しました!
同じ日、私もたまたま旅行中でアメリカにいたのですが、そのような事態がNYで起こっていたとは!
2月にマットのファンになり、いろいろマットや「ホワイト・カラー」のことを調べていましたが、日本ではなかなか人気に火がつかないような気がしていました。ここまでマットに接近してくださったusagyさんに感謝です。このサイトをきっかけに人気が上がり、ぜひ日本に来て欲しい。
どんなに至近距離でもマットはflawlessなのですね!やはり~。私もひと目でいいから見てみたい。日本に来てくれないかしら~。そうなったら成田に飛んでいくのにな。
投稿者:Tomoko |2012年9月 2日 09:12
>らるふ様
Mattを目の前にすると、何というか全部トンじゃうんですよねー。
皆スゴイです。普通に会話できるなんて…
ミスター・パーフェクト、とかflawlessとかいうのが全然大げさじゃないです。
世の中にはこんな人がいるんですねぇ~>タメ息
投稿者:usagy |2012年9月 1日 05:04
Matt待ちをするファンの間にもそんな駆け引きがあったんですね〜。驚き!!
しかしTimも細いんですね。テレビだとそうは感じないのに。
そしてMattの美しさったらないですねー!!!
なんだかUsagyさんが放心状態になるのも頷けます。
間近でMattを拝んだなんて羨ましすぎます。
続くリポートも楽しみにしています♪♪
投稿者:らるふ |2012年8月30日 00:10
>jinjin様
コメントありがとうございます。
もうね、日本人の美徳、控えめとか謙虚とか奥ゆかしいとか空気を読むとか、そういうのは全て忘れないと、欲しい物に手が届きません…
てことで、申し訳ないですが、図々しく頑張って来ました(笑)
でも、Mattには何も話しかけられませんでした…せめて一言「日本から来ました」とか位言ったら良かったと後から思いました…
Timには言えたんだけどー(^_^;)
楽しんで頂けて良かったです。まさかの第3弾も、ボチボチとしたためておりますので、アップしましたらどうぞよろしくお願いします!
投稿者:usagy |2012年8月29日 16:02
いやん、すごいわぁ・・・
すごい行動力ですねぇ!
奥ゆかしい日本人ぶってたらダメなんですね!?(笑)
何か会話はされたんですか?
頭の中が真っ白になって、何言ったか覚えてないんじゃないんでしょうか???
笑わせてもらいましたよ、ブログ(^◇^)b
続きが楽しみですぅ~~!
投稿者:jinjin |2012年8月28日 16:32
>のらら様
Mattのハンサムっぷり、ちゃんと伝わっているでしょうか。
言葉にできないので、それこそ百聞は一見に如かずの地を行くビジュアル系ブログにしてみました(*^_^*)
実物には到底叶いませんが…楽しんで頂ければ幸いです!
投稿者:usagy |2012年8月28日 16:13
>ntobiyo様
コメントありがとうございます!
2012年は色々な意味で、一生忘れられない年になりそうです(^^)
まさかMattに会える日が来るとは!念ずれば岩をも通す…でしょうか。Twitterではお世話になってます。これからもよろしくお願いします~
投稿者:usagy |2012年8月28日 16:07
やったー!続きがある~!!
臨場感あふれるレポ、しかもMattの美しさを余すところなく伝えてくれて、大感謝です。
投稿者:のらら |2012年8月28日 11:11
twitterではお世話になってます。あまりの感動にこちらにもコメント。なんか、もうなんていうか、言葉にならないというか2012年の夏は忘れられませんね!!なぜか私も、”usagyさんがMattに会った2012年の夏”という思い出が残ることでしょう・・・・。続きも楽しみにしてます~。
投稿者:ntobiyo |2012年8月28日 01:41
>ポップコーン様
至近距離からのMattの破壊力は、ハンパなかったです。多分周りに誰もいなかったら口開いて見つめるしかできなかったかも(爆)
延長戦も頑張りますね!コメントどうもありがとうございました。
投稿者:usagy |2012年8月27日 10:20
スゴイです~!!!
本物マットにあんな距離で出会えるなんて!!!
現実にありえるんですね!素敵すぎる~!
ホント、大興奮しちゃいました。
延長戦?!楽しみにしています♪
投稿者:ポップコーン |2012年8月27日 00:22