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【先取り秋の新ドラマ】『Ringer』-帰ってきたサラ・ミシェル・ゲラーの新ドラマは、NYを舞台にしたフィルム・ノワール!

(2011年9月15日)

秋のシーズンプレミア本格始動を前に、一足先に新ドラマの放送が始まったCWチャンネル。その先陣を切ったのが「Ringer」です。
主演が「バフィー~恋する十字架~」サラ・ミシェル・ゲラーとあって、放送前からもう期待大!

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サラ・ミシェル・ゲラー Anthony G. Moore / PR Photos

相変わらず綺麗で可愛いサラですが、「Ringer」ではミステリアスな魅力を全開で見せてくれます。ちなみに、タイトルの「Ringer」ってどんな意味??と思って調べてみたら、”生き写し、替え玉、他人の名を語る偽者”だそうで、まさにドラマの内容を表したものとなっています。


BridgetとSiobhan(サラ・ミシェル・ゲラーの二役)は双子の姉妹だったが、ある出来事から6年間、疎遠となっていた。Bridgetはアルコール依存症を克服しようとしている元ストリッパー。ギャングの殺人事件の目撃者として裁判で証言することになり、FBIの警護を受けていた。一方、Siobhanは億万長者のAndrew(ヨアン・グリフィズ)と結婚し、ニューヨークで豪奢な生活をしていた。
二人の6年ぶりの再会は、Bridgetを謎と陰謀と暴力に満ちた闇へと引きずり込むことになる。
人は皆、二つの顔を持つ。
けれど、決して見てはいけない顔がある。それは底知れない闇への入り口になるかもしれない……。


緩急入り混じったスリルとサスペンス、謎だらけの第1回から物語にすごく引き込まれてしまいました。これからどうなっていくのかまるで先が見えません。そして、毎エピソードごとにドンデン返しや、クリフハンガーが待ち受けているような予感…心臓に悪そうなドラマですよ(笑)。

CMの時に流れたインタビューで、サラとヨアン・グリフィズ(「ホーンブロワー 海の勇者」「ファンタスティック・フォー」)が、『このドラマのコンセプトは、フィルム・ノワール』と言っていたのを聞いて、なるほど!!!と思いました。

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ヨアン・グリフィズ Andrew Evans / PR Photos

そして思い出したのが、「幻の女」や「黒衣の花嫁」「喪服のランデヴー」などサスペンス小説で有名なコーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)です。彼の小説に登場する主人公は、己の知らぬ間に巻き込まれた出来事に翻弄され、追われたり、危険な目に遭いつつ、必死でその闇から抜け出そうとします。救世主のように現れて事件を解決してくれる名探偵や、守ってくれるヒーローもいない、自分を救えるのは自分だけ…という追い詰められた状況で繰り広げられるサスペンスといったら、もう一度読み出したら止められない…彼の小説はどれも手に汗握る傑作揃いです。

「Ringer」は、まさにこのウールリッチの世界を彷彿とさせるサスペンスとミステリーに満ちた展開。
早くも第2回が待ち遠しくて堪らないです。


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コメント

>crann様

お久しぶりですー>ブログでは!(笑)
結構ヨアンさん、あちこち活躍はされてるみたいなんですけどね。日本ではなかなか表に出てくるチャンスがないdすね。
Ringer続いてますよ。
私は秋の陣が終わって、もう一波乱(放送予定変更がいろいろ)あって、間に2週間の日本行きも入って録画失敗して、燃え尽き症候群になるかと思いました。
……が、相変わらずドラマに頭の上までドップリです。
でもなかなか遅れが取り戻せません。

ところで、「ムーン・プリンセス」と見た瞬間、思いっきり「月に変わってお仕置きよ!」な図が頭に浮かんでしまいました。全然違いましたね…
映画化はちょっと…でしたか…。
でもおっしゃる通り、ヨアン氏は顔立ちがはっきりしてるからか、コスチューム物が合いますよねー!ヨーロッパ出身なだけあって、やっぱり向こうの景色が似合うなあと。
NYにいるヨアンはなんか不思議(笑)
そろそろブログの更新にも戻りたいです。そしたら、続報などもお知らせしていきますね!

投稿者:usagy |2011年11月22日 23:06

usagyさん、こんばんは!
ヨアン・グリフィズ!最近お見かけしないなーと思っていたら♪
日本放映はどうでしょうね?まずはそちらで人気が出ないと。話題になりそうな予感ですけどw
今、レンタルで借りている「ムーンプリンセス」というのに、ヨアン・グリフィズが出ているので、偶然にびっくりしています。
原作は20世紀初頭のイギリス児童文学で邦訳は『まぼろしの白馬』というタイトル。石井桃子さん(くまのプーさんの翻訳や『ちいさいモモちゃん』などの児童文学で有名)なので、日本ではわりと読まれているんですが、未公開だったみたいです。最近、映画化されたことを知って借りたのですが…公開されなくてもよかったというか、なんというか(^^;)原作の変更とか演出とか、いろいろ理由はあるでしょうけど。。。でも彼はコスチュームプレイが本当に似合いますよね(笑 この映画、衣装とかロケ地とか小物はすばらしいのですw話がそれてすみません。
ニュース楽しみにしています~~ww

投稿者:crann |2011年11月19日 23:30

>かえるりるりん。様

久々のTV復帰で、これから楽しみです。
視聴率は、キー局のCWではこの2年間で火曜夜の最高視聴率2.74Millionだったそうです。総視聴者数では「90210」のプレミアより良かったみたいです。
今日が2話目の放送でした!
コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)の小説、読み始めると中々やめられません。良かったら是非試してみてください~。特に「幻の女」の書き出しは名文(かつ名訳)中の名文です。
→ http://biomasa.sakura.ne.jp/bk002/bk01/bk04.htm

>P.S 野生のアザラシ!をみながら海辺でのフィッシュ&チップス…

夏以外では寒すぎて外で悠長に食べてられないんですよね。バンクーバーで色々楽しむには、やはり夏に限ります!

投稿者:usagy |2011年9月21日 17:25

こんにちは。サラさんが久しぶりにテレビに戻ってくるという事と一人二役(双子ですね。)でサスペンス・スリラーものとあってナカナカ期待度が高いドラマのようですね。視聴率はどうだったのでしょうか?サラさんは、可愛らしいのに元ストリッパーの役のひとりと、お金持ちの奥さんと演じるところなども、興味深いなぁと思いました。”フィルム・ノワール”っぽいという事でusagyさんが思い出した小説家の方の本は知りませんでしたが、原作が色々と映画化されているようで”裏窓”とかもそうだったのですね~。”ポワゾン”なども・・・。これは、ぜひ読んでみようと思いました。P.S 野生のアザラシ!をみながら海辺でのフィッシュ&チップスというのはバンクーバーの夏の楽しみなのですね!なるほど!では。

投稿者:かえるりるりん。 |2011年9月20日 15:36

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