【America's Got Talent2010】ファイナル-アメリカが選んだのは…
9月15日に放送されたAmerica's Got Talentのファイナル2時間スペシャルは、ドナ・サマー、サラ・ブライトマン、デビッド・カッパーフィールドなど豪華ゲストを加えて盛り上がる一方、ファイナリスト4人の中から誰が一位に選ばれるのか、結果発表の瞬間をドキドキしながら迎えました。
カナダの新聞でも4ファイナリストから特に写真入りで紹介されていたがの、Prince Poppycock。
でも、この結果発表の前日に披露された最終パフォーマンスでのPrince Poppycockは、私の印象では、彼がこれまで積み上げてきた中でも一番彼がやりたかったこと、真っ向勝負の「歌一本」で賭けに出たんじゃないかな~という感じでした。
ゴージャスなセット、ジャンヌ・ダルクを思わせる煌びやかな鎧の衣装、曲目は超有名なアリア『誰も寝てはならぬ』。
シリアスに歌い上げたのは立派だったんですが…Prince Poppycockならでは…、という見せ場が残念ながら私には感じられませんでした。
『ありゃーー…これはヤっちゃったかな~~?』と懸念していた通り。。。。。
”アメリカ”は、パフォーマンスの途中でBUZボタンを鳴らしたイギリス人ジャッジ、ピアースと同じように『見る人を楽しくさせてくれるPrince Poppycock』を求めたがために、ファイナルの結果は4人中第4位という結果を与えたのでした。
残念ながら奇蹟は起こらなかった……。
1位は、ミシシッピ出身のブルースシンガー、マイケル・グリム。
賞金をハリケーン・カトリーナで被災した祖父母のために使いたい、と言っていた、心優しい青年がハートフルに歌い上げる歌が、全米の支持を集めました。
やはり第1位の栄冠は、彼に行くべくして行ったんでしょう。
……でもーー!
私にとっては残念だわ~~~もうもうもう残念でたまらないわぁ~~是非ともPrince Poppycockに、大舞台への切符を与えて欲しかったのにぃぃ~!!…と地団太を踏んでしまう心情は抑え難い…。
でもきっと大丈夫。
第4位が決定した後、審査員ピアースも謝ってました。
『ブザーを押すべきじゃなかった。あと10秒早く押すべきだった。謝る』
って……なんじゃそりゃ!!
でもその後、『今日のこのパフォーマンス(ドナ・サマーとPrince Poppycockがデュエットしたんですヨ)こそが、Prince Poppycockだ。君には才能があるし、きっとスターになる。いや、既にスターだ!君がPrince Poppycockである限り、私は君のパフォーマンスを見続けるよ』
と言ってたので、まあ許す。 >エラソウ…
Prince Poppycockには、これからもっと羽ばたいて欲しいですね。
ベガスかハリウッドかNY、きっとどこかで、近い将来、彼のショーが開催されるに違いないです。
その時には、是非是非観に行きたいです!!
しばしの間、毎週の楽しみを与えてくれたATG、有り難う。
これで心置きなく、来週から始まる怒涛のFall プレミアシーズンスタートを迎えられます。
ううううう……恐ろしい………
なんで恐ろしいかというと。
そのワケは次回にて。