「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」メリル・ストリープの記者会見を取材してきました!
映画の話題が多くて、すみません!
今週は、来日した偉大な女優、メリル・ストリープに会うことができて舞い上がっております!
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
3月16日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
(c)2011 Pathé Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
配給:ギャガ
公式サイト://ironlady.gaga.ne.jp/
私が子供の頃に、イギリスの首相だったマーガレット・サッチャー。
“鉄の女”と呼ばれた彼女は、イギリス初の女性首相でした。
本作では、2008年にマーガレットの娘が回顧録で発表した、マーガレットが認知症に苦しんでいるという事実が描かれています。
妥協を許さない、強い信念を持った“鉄の女”としての顔と、86歳になって亡き夫との愛についてふり返る妻として、母として、そして一人の女性としての姿を、メリルが秀逸な演技で熱演しており、アカデミー賞主演女優賞に輝きました。
フィリダ・ロイド監督と共に登壇した来日記者会見で、メリルは、
「アメリカ人の私が、実在のイギリスの元首相、愛され、そして批判されたミセス・サッチャーを演じるのはとても難しいことでしたが、正確で真実に近いように演じようと心がけました」
と語り、存命の人物を演じる責任と苦心を明かしました。
ロイド監督は、「普遍性のある作品を作ろうと心がけました。本作の核にあるのは、“老い”についてです。難しいテーマですが、何かを感じとってもらえたらと思います」と語っていました。
偉大な政治家の伝記映画というよりも、一人の女性の人間ドラマとしてお勧めしたい作品になっています。
いやぁ、それにしてもメリルは本当にすごい女優ですね。
イギリス英語も完璧で素晴らしいです。
会見での彼女は、とても美しかったです(^^)