アメリカの高校生活は本当に大変?海外ドラマのカリスマが初監督、注目のフレッシュキャスト共演の映画「ウォールフラワー」
熱狂的なファンを生み出したことで知られるTVシリーズ「ジェリコ」。
その企画/製作総指揮を務めたスティーブン・チョボスキーは、小説を執筆していたのをご存知ですか?
しかも、1999年にアメリカで発刊されてベストセラーとなり、今年、映画化作品が公開されて話題を呼んでいます。
『ウォールフラワー』
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11月22日、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他
全国順次ロードショー
公式サイト:wallflower.gaga.ne.jp
“壁際に咲く花”のように、パーティーで誰にも話しかけられないような、内気な少年の心の成長、そして、大事な仲間を見つけた彼の友情を描いた青春ストーリーです。
本作が初監督作品となるチョボスキー。主演は「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズのローガン・ラーマン。
「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソンと、「救命医ハンク」以来、イケメンチェックでも注目してきたエズラ・ミラーが主人公の大切な友達となるキャラクターを演じています。
16歳の小説家志望の少年チャーリー(ローガン・ラーマン)は、高校で何も楽しいことがなく、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごしています。
そんなある日、チャーリーは陽気でクレイジーなパトリック(エズラ・ミラー)と、美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)と知り合い、2人と仲良くなって生活が一変。
パトリックとサムを憧れのカップルのように見つめていたチャーリーでしたが、実は、彼らは親同士の連れ子結婚で家族になった義理の兄妹だったのです。
それを知ったチャーリーはサムに恋心を抱いていきます。チャーリーにとって初めて知る友情、初めて知る恋。
チャーリーの世界は、どんどん広がっていき、幸せな日々が続きます。でも、チャーリーには封印された秘密があり……。
3人のキャラクターが、とても生き生きしていて、引き込まれます。
チャーリーの内気な様子や、大胆になっていく姿、隠された顔などを、ローガンは素晴らしく演じていて、注目のイケメン俳優ですね。
エズラは映画「少年は残酷な弓を射る」での熱演で注目されましたが、本作でもエキセントリックにも見えるけれど、傷つきやすい繊細なパトリックに見事に扮していて、さすがだなぁと感心。
ついハーマイオニーと呼びたくなってしまうけど、どんどん美しい大人の女性になっていくエマは、12月には「ブリングリング」も公開されるし、まさに絶好調ですね!
最近よく描かれる“スクールカースト”の世界ですが、海外ドラマを見慣れている人にはおなじみのシーンが多く、親しみもわくと思います。
プロムなどは、もう本当におなじみですよね。
映画「キャリー」でも取り上げられていますが、残酷ともいえるアメリカの高校生活の中で、自分の居場所を見つけながらも、同時に新たな悩みも抱え、成長していくチャーリーを通して、青春時代に思いをはせることができる「ウォールフラワー」は、海外ドラマファンには、ぜひ見てほしい一本です。