【ファイナル総括】Lost、24、スパナチュ、グレイズ・アナトミー、NCIS…まさに怒涛のファイナルシーズンでした
5月から6月にかけての数週間は、ファイナル尽くしでした。
Lost、24といった長寿ドラマが、とうとうシリーズファイナルを迎えたり、帯ドラマの数々がシーズンファイナルを迎えたり…。
5月13日のスーパーナチュラル第5シーズンのファイナル『Swan Song』を皮切りに始まったファイナルシーズンは、なんだか涙涙また涙!という展開が多くて、涙腺が崩壊しっぱなしでした。
14日の金曜日にはSmallville(ヤングスーパーマン)第9シーズンのシーズンファイナル。今シーズンでゾッド総統を演じたカラム・ブルーは、トム・ウェリングよりも私のハートを鷲摑みにしてくれました。
カラム・ブルー GL / PR Photos
私の中に根強く残っていた”妙な飛び方をする”テレンス・スタンプ版ゾッド将軍のイメージを払拭してくれて、本当に感謝してます。彼の話すイギリス英語は95%ぐらい理解できないけど、見れば見るほど味がでるスルメイカ的イケメンは、やっぱり癖になりますね。関係ないけど、この人がデスラー総統を演じたらきっと絵になるなと思いました。
とうとう来てしまったLostの最終回では、謎の数々が解明されたかどうかなんて、もうどうでもいいと思うほどに泣いてしまいました。こういう終わり方でもいいんだなと、なんだかチカラワザで納得させられたような…(笑)。でも妙にスッキリ。(…泣いたからか)
24は、最後の最後に映るジャック・バウアーのラストショットで涙腺壊れました。ああ…さよならジャック……(映画もあるけど…)。そしてクロエは、やっぱりいい。惚れる。
こんな風に、色々とチャレンジング?なファイナルシーズンでしたが、中でも、5月20日の木曜日は試練としか言いようがない一夜でした。
まずは夜7時のスペシャルタイムで、ザ・メンタリストのシーズンファイナルが放送された……にも関わらず時間変更を知らずに見逃し、別な意味で泣かされました。あとでTV局のウェブサイトでフルエピソードを見ることができたので良かったですが…。
でも試練は続きます。
夜8時からはボーンズとCSIのシーズンファイナルが重なり、しかもフラッシュ・フォワードの最終回一歩手前のエピソードも重なる…という、私の執念を試してるのかというぐらいの番組編成でした。
じゃあ、ボーンズを録画しながらフラッシュ・フォワードを見て、CSIは夜9時から別のチャンネルで放送されるのを見てやろうじゃないの!ヨシ解決!!
と膝を叩いたのも束の間。
夜9時には、フリンジのシーズンファイナルと、グレイズ・アナトミーのシーズンファイナル(しかも2時間スペシャル)が重なっている!!
この辺りで、もう集中力も途切れて段々どうでもよくなってきた私は、何かを録りながら別の2つを切り替えつつ見る…という【一見”一石二鳥”その実”二兎追うものは一兎も得ず”】状態に陥りました。
木曜日の試練が終わってホッとしたのも束の間。
思わぬ伏兵にまたもや泣かされた……NCISとNCIS:Los Angelesに。
NCIS第7シーズンは、結局このシーズンファイナルのエピソードArkのために、緻密に練られてきたストーリーラインだったんだなと、最後になって思い知らされました。しかも、第6シーズン後半に放送されたNCIS:Los Angelesとのクロスオーバーのエピソードが、まさかここで絡んでくるとは!
さらにギブスの過去のアレがこんな形でここで浮上してくるとは!!
唸らされました。
そして、今回泣かされた大賞は、アビーとギブス。シーズンファイナルの1つ前のエピソードは秀逸でした。
……ということで、日本で第6シーズンをご覧になっている皆様、第7シーズンへの布石は既に始まっているので、心して見てみてください!
”新参者”ことNCIS:Los Angelesは、最後まで勢いが途切れない、まさにイキの良さを感じさせる第1シーズンとなりました。
シーズン後半で登場するLAPDのディークス刑事(一時的にNCISとチームアップする)が、これまたイイ味出してます。演じているのはEric Christian Olsen。写真もいいですが動くとカッコ良さ10倍増し!の目が離せないイケメン登場ですヨ。
さて、このLAシリーズ最大の謎は、主人公カレン(クリス・オドネル)の過去です。本人も知らない過去ですが、一体何が隠されているのか気になります。過去を追い求めるカレンの行動に共感したり、心を揺さぶられたり……まさかNCISで、これほど泣かされるとは思わなんだ……。
そして翌日は、CSI:NYとクリミナル・マインドのシーズンファイナルでした。
ちょっとやそっとじゃ、もう泣かされないわヨ!と心構えして見たせいか、大丈夫だったんですが、その分エピソードの衝撃度が高かった。
どっちも心臓に悪い展開で、さすがだと思いました。
狙ったのかと思うような”大物犯人”がどちらにも登場して、スゴイことを色々やらかしてくれます。
特にクリミナル・マインドに出たティム・カリーは怖すぎる…! 見るたびに、ウサビッチのプーチンみたいにフルフルしてしまう私です。
ティム・カリー Albert L. Ortega / PR Photos
このファイナルには、エリック・クローズがゲスト出演していて、一瞬、Without A Traceとのクロスオーバーかと思ってしまいました(笑)。だってほら、どっちもFBIだし!
エリック・クローズ Pixplanete / PR Photos
とまあ、こんな感じで、今季のファイナルシーズンは、涙涙また涙、という展開で、あ~~私ったら今年もまたかなり振り回されてしまったわ~という、満足感とも悔恨ともつかぬ得も言われぬ思いを私に残し、幕を閉じたわけです。
が。
<続く>
コメント
>マメちゃん様
コメントありがとうございます。
CSI:NYのファンでいらっしゃるんですね!観たくても観られない辛さ、私もよーーく判ります。(WCシーズン2がアメリカでは来週から始まるというのに!!;_;)
あまりネタバレしてはいけないかなと思って詳しくは書けないことも多いですが、ここでの情報が、少しでも読んでくれる皆様の助けになれば幸いです。
投稿者:usagy |2010年7月11日 14:02
やはりそちらに住んでいると、早く観れるんですね。良いな~。私なんか、CSINY6が観たくて観たくて・・誰かが亡くなったの?と、気になって、来年まで待たないと観られない辛さ!!(>_ ここでいろんな情報を貰って、観た事にして来年に備えます。
投稿者:マメちゃん |2010年7月11日 00:37