『私は日本のゲーム番組で生き残った!』オンエア中
以前のエントリーでご紹介した新番組、I survived a Japanese Game Show、現在2回目までオンエア中です。
アメリカから東京へと拉致されてきた参加者は、緑ザルチーム(Green Monkey)と、黄色ペンギン(Yellow Penguin)の2チームに分かれて、様々なゲームに挑戦していきます。
人間UFOキャッチャーとか、巨大扇風機に逆らって荷物を指定の場所まで運ぶ、とか、大福モチを顔ぐいするとか……芸能人バラエティ番組でおなじみの伝統的な(笑)ゲームです。
このゲーム番組の名前ですが、「本気で!?(マジで)」って言うのかな?
少なくとも、これが、観客と司会者のキメ台詞らしいです。
司会者は、この方→Rome Kanda氏(神田浪夢オフィシャルサイト)。
この人の軽快な英語と日本語の司会ぶりを見て、てっきり、あのヒロ・ナカムラことマシオカ氏と同様、米国で育った方だと思ってしまいましたが、なんと!、バリバリの日本生まれ日本育ちの大阪人で、アメリカのショービジネス界での成功を目指して、単身アメリカに渡った、というツワモノでした。
さて肝心のゲームショウですが、日本の番組と違うところは、毎回負けチーム側で2人の脱落者をノミネートする、ということ。
二人は、対決ゲームで勝敗を決め、勝者がチームに残る、という仕組みです。
こういう「参加者同士、しかもチームメイト同士での対決」とか「参加者同士での脱落者協議」とかは、他のリアリティTVでも定番のアイテムですが、日本の番組には存在しないシステムですねぇ。
国民性に合わないってことでしょうか。
さて第2回目は、黄色ペンギンチームの勝利。
負けちゃった緑ザルチームは、現在黒一点で、あとは全部女性というチーム構成です。
見てると、どうもチームワークが上手く働いていないような……。
唯一の男性メンバーである彼(ドネル)が、チームメイトの女性陣とどう折り合いをつけていくのか、というのもハラハラします。
また、日本の文化(納豆、パチンコパーラー、温泉浴場など)に果敢にトライしていく参加者の肝っ玉にも脱帽します。
優勝者には、25万ドルの賞金が与えられるとあって、敵はもちろんチームメイトともがっつり本気(マジ)で闘う彼らを、応援していきたいと思います。
今期もう一つ、私の鑑賞リストに入っているCelebrity Circusのほうも、着々と脱落者を生み出していっています。
最年長参加者ながら健闘していたクリストファー・ナイトですが、1回目の演目を練習中に骨折した腕を、今週の演目、空中ブランコの練習中に、再び骨折してしまったためドクターストップ、残念ながらリタイアとなりました。(→関連記事)
でも、骨折したのが腕で良かったような気がします…。
だって、練習風景を見る限り、頚椎とか背骨とかを骨折したっておかしくないぐらいの激しさなんですよ。
ほんと、シャレじゃ済まないです……。
クリストファー・ナイト © Scott Alan / PR Photos
残るは4人。
ウィーマン、レイチェル・ハンター、ステイシー・ダッシュ、そして私のイチオシ、アントニオ・サバト・Jrです。
ウィーマン © Chris Hatcher / PR Photos
レイチェル・ハンター © Janet Mayer / PR Photos
ステイシー・ダッシュ © Scott Alan / PR Photos
アントニオは、毎回難しい演目に挑戦しているのですが、逆にそのせいで彼の一番の魅力である セクシーさ が発揮されず、審査員(特に女性)ウケがイマイチです。
アントニオ・サバト・Jr © Glenn Harris / PR Photos
『あなたのセクシーさはどこへ行ったの?コレまでの3回とも、はっきり言って”退屈”だったわ!』とジャッジの中の紅一点キャットに言われたアントニオ、『自分は家族やファンのためにベストを尽くしてやっているんだ。君だけのために演技してるわけじゃない』と噛み付いてました。
ちょっとだけ点が甘いジャッジは、ちょっとゲイちっくな振付家のルーイー・スペンスのみ。
こんな風に、競技者が審査員の意見を鵜呑みにするだけじゃなく、自分の主張をはっきり言うという光景も、日本の番組でお目に掛かれないものですねぇ。
アントニオ、次回も生き残って、是非とも セクシーっぷりを大発揮して、キャットを唸らせて欲しいものです。