船酔い症候群~『クローバーフィルド』はクる~!
既存ドラマの新エピソードが続々と始まっている、こちらバンクーバーです。
でも、最終エピソード分まで放送できるかどうかが危ういので、ちょっとテンション下がり気味。
そんな中、ストに左右されないカナダ産ドラマに目が行きます。
まず始まったのが、The Guard。
まだ第一話を観ただけですが、単なるレスキューミッションを描くだけではなく、4人のチームメンバーが、危険なレスキュー活動と、それぞれの個人としての生活や感情との葛藤を骨太に描写するドラマでした。
アメリカ産ドラマの明快さ、とは一線を画した雰囲気は、やっぱりカナダ産ならでは…の特徴かなーと思います。
しかし、このドラマを続けて観て行ける自信が、実はありません。
私は船に弱いのです……
画面内で船が揺れてるだけで、船酔いしてきちゃうのです。
また、レスキューミッションの場面では、どういうわけだか、素潜りするキャラクターに合わせて息を止めてしまい、非常に苦しい思いをします。
お気に入りのイケメン、Steve Bacicが出ているので観たい……!観たいのは山々なのですが………
正直言ってツライぞ~!
そんな私が、最後まで観られたのは奇跡だと思った、話題のCloverfied(クローバーフィールド)(音が出ます)
去年から映画館で予告編を見ていて、ずーーーーーっと気になっていたので、公開された週の週末にイソイソと観に行ったわけです。
が。
映画が始まって暫くすると、あれあれ????? 映画館を出て行く人がちらほら。
トイレ休憩かと思ったら、皆戻ってきません。
そして遂に、一緒に行ったJ子ちゃんが、『も、もももぅぅダメだぁぁぁぁ』と断末魔の呟きを残し、映画館を去っていきました。
映画歴ウン十年の私たちですが、鑑賞途中で家に帰っちゃったJ子ちゃんも、鑑賞途中で友達に家に帰られちゃった私も、生まれて初めての経験でした…
私自身も途中ヤバイかも??…と思ったのですが、船酔いの揺れとはまた違った方向の揺れだったらしく、私のか弱い三半規管はどうにかこうにか持ちこたえました。。
いかにゴジラの国出身者とは言っても、鑑賞中、あれほど脳内が虚ろになる(笑)怪獣映画は初めてでした。
内容とかとはまた別な意味で、スゴイ映画でした……
これからご覧になられる方、どうぞお気をつけてお出かけくださいね!