王子に釘付け…『Enchanted』 - UsagyのアメリカンTV気まぐれウォッチング | TVグルーヴ オフィシャル・ブログ アーカイブ(更新終了)

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王子に釘付け…『Enchanted』

(2007年11月29日)

ディズニーのセルフパロディ満載!ってことで、ワクワクしつつ観に行ってきた『Enchanted』(邦題『魔法にかけられて』)。

予告からして面白そうでしたが、期待に違わず、とっても楽しい映画でした。
北米公開初日の11月21日は平日だったので、行けたのが上映時間夜10時からの回。
にも関わらず、映画館には家族連れや子連れの人たちも結構いて、びっくりしました。
見終わって家に帰りついたのが午前1時を回っていましたが、映画のおかげでずーーっとテンションが高かったです。
興行収入成績も、初登場1位、$35.3Millon てことは、3530万ドルですか~?!
2位の『This Christmas』の1860万ドルを大きく引き離しての、堂々の1位です。 

主演は、エイミー・アダムズ、そして、海外ドラマファンにはお馴染み『グレイズ・アナトミー』の”シェパード先生”ことパトリック・デンプシー
更なる伏兵は、『ヘアスプレー』で本領発揮したジェームズ・マーズデン
今回はなんと 王子様 です。 >今回も歌いまくっています。あの王子様衣装を何の違和感もなく着こなせる人が(宝塚以外で)この世に存在するとは思いませんでした(大ゲサ?<笑>)。


始まりはアニメーション世界の『おとぎの国』。
動物たちと一緒に森の中で暮らすジゼルは、いつか理想の男性と出会うことを夢見る女の子。ある日、トロル退治中のプリンス・エドワードと出会い、瞬く間に恋に落ちた二人は『明日の朝、結婚しよう!』と、ここまではお約束通りの展開。
しかし、エドワード王子の継母、お城の女王様実は魔女(スーザン・サランドンがハマリ役すぎ!)は、王子の結婚で女王の座を失うことを恐れ、結婚式当日にジゼルを底なしの井戸に落とします。

ジゼルが飛ばされた先は、なんと現代のニューヨーク!

『そして二人は末永く幸せに暮らしましたとさ』なんていう結末はこの世に存在しない!と言い切る現実主義者のバツイチ子持ちの敏腕離婚弁護士ロバート(P・デンプシー)は、うっかりジゼルを拾って家に連れ帰るハメに。
更に、愛するジゼルを追ってニューヨークへやってきたプリンス・エドワード。二人の再会を阻止せんと女王の配下ナサニエル、そして女王までもがニューヨークに集結!

果たしてジゼルは王子様と結ばれ、『めでたしめでたし』となるのか?

色々あってもディズニー映画ということで、安心して観ていられました。
アニメバージョンのキャラクターと、現実の役者さんの顔が上手いこと似ているのがこれまた見所です。
おとぎの国の常識で行動するジゼルに振り回されるロバートが気の毒ながら面白いです。
冷たい態度をとりつつも、人の良さがにじみ出る感じは、デンプシー本人の持ち味でもあるのかなあ?なんて思いました。

それから、プリンス・エドワードがかなりツボに来ました。映画館でも、彼が登場するシーンが一番笑いを取っていた(王子様なのに)感じがしました。マーズデンの34歳2人の子持ちには見えない『堂々とした王子様っぷり』は感動ものでした。個人的に助演男優賞を差し上げたいです。
『王子グッズがあったら買っちゃうかも…』と、観に行った映画館近くのディズニーストアへ行ったのですが、殆どジゼル姫グッズでした。プリンスグッズも是非出してくれないでしょうか。

ところで、クラシックな衣装を着たP・デンプシー、とってもカッコよくてウットリしましたが、どうも誰かを思い出すなあ~?…と思っていたら、『ニューヨークの恋人』で過去からタイムスリップしてきた公爵を演じたヒュー・ジャックマンでした。
なんとなく似ていません?

『Enchanted』~魔法にかけられて~、日本公開は、来年3月とのこと。
公開に合わせてキャストの来日などのイベントがあったらいいですね~。


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