『White Collar』マシュー・ボマー、堂々たる歌手デビュー!at The 33rd Kennedy Center Honors
昨日から、まるで遠足を楽しみにしている子供のようにソワソワして、眠れぬ夜を過ごしたりして迎えた12月28日夜9時。
歌手マシュー・ボマーの初お目見えとなるThe 33rd Kennedy Center Honorsガラ・コンサートの放送が始まりました。
各受賞者の足跡が語りと映像で紹介され、それぞれの業績に関連したパフォーマンスが披露されます。
マシュー・ボマー
客席には、アレック・ボールドウィンやフォレスト・ウィテカー、ローレンス・フィッシュバーン等の海外TVでお馴染みの俳優達を含め、映画・テレビ界の錚々たる面々が勢揃いしているのが見受けられます。ひぇーーー…想像はしてましたが、これは予想以上の大舞台です。
アレック・ボールドウィン Travis Jourdain / PR Photos
トップはやっぱりオプラ・ウィンフリー。紹介するのはジュリア・ロバーツです。
ジュリア・ロバーツ C2C/ J. Michael Arnoldi / PR Photos
ジョン・トラボルタも、舞台に登場してオプラとのエピソードを披露。
オプラって、すごい影響力を持ってるんですね~…と感心しつつ、内心では、『いつになったらマシューの出番が来るのじゃ~?!もし時間の都合でカットなんかされてたら、ショックで明日はきっと寝たきりだよ…』などと要らぬ心配をしてしまいます。
25分経過。
やっとオプラのパートが終わった…。
次か?!
……違った…振付師の人だ。
………演出が前衛的すぎて、眠くなってきちゃった……
もう45分も経つんですけど!
こんな悠長にやってて放送時間は足りるのかしら?!
マシューはいつ出るのよ!!?
…と、なんだか、学芸会に出る我が子の出番を待ちわびる親馬鹿母のような気分になって来たところでCMブレイク。
ナレーションで『Kennedy Center Honors will be back with Kelsey Grammer and Matthew……』と流れた瞬間、「…ボマー?!!」と姿勢を正したら『…Morrison』(Gleeのウィル先生)と言われて、「どこまで焦らしたら気が済むんじゃ~!!」と逆ギレしそうになりました…。
でも、ミュージカル・スターの彼が出るということは、いよいよミュージカルの神様ジェリー・ハーマンの登場……ということは!
マシュー・ボマーの出番ももうすぐだわっ!
CM明け、トニー賞のミュージカル主演女優賞を4回受賞したアンジェラ・ランズベリー(「ジェシカおばさんの事件簿」でも有名ですね)が、ジェリー・ハーマンの華々しいデビュー時代、そして不遇の時代を経た後の『ラ・カージュ・オ・フォール』でのブロードウェイカムバック、その後の成功を紹介。
ケルシー・グラマーの前説(なんて豪華!)で始まったジェリー・ハーマンのミュージカルメドレーは、前述のマシュー・モリソンが歌い踊る”It's Today”(ミュージカル『Mame』)の歌とダンスを皮切りに、次々と大物パフォーマーが登場してテンポよく進んで行きます。
そして……!番組開始からちょうど1時間後。
ついに、マシュー・ボマーの登場です!!
曲目は「ハロー・ドーリー」から”It Only Takes a Moment”。
”永遠の愛に気づくには、その人と目を合わせるだけで、その、ほんの一瞬で充分”という、大変ロマンチックな歌です。
歌い出しがちょいとヨロめいたような気がして冷やっとした(笑)けど、それも一瞬。伸びやかで甘い響きのマシューのテナーと、Kelli O'Haraの美しく澄んだ声のデュエットにうっとり聞き入ってしまいました。
マシュー、高い声がとっても綺麗に出ますねぇ~。ミュージカル界の大物パフォーマー達にも引けをとらない、堂々とした歌いっぷりにも感動でした。
グランド・フィナーレは、二つのコーラス隊を後ろに従え、アンジェラ・ランズベリーその他重鎮を中央に配し、右端にマシュー・モリソン、左端にマシュー・ボマーというダブル・マシューの豪華鉄壁の構えでした。
マシュー・ボマー、すごいわ……(;;<感涙)
是非、今後も歌のお仕事もして欲しいですね。ヒュー・ジャックマンみたいにミュージカルとか出てくれないかしら…と、切に願います。
<2011.01.06 追記>
celebuzzニュースサイトにて記事があります。舞台姿も!
1分20秒ぐらいの時間でしたが、冷やっ!→ほっ…→歌声にうっとり…→タキシード姿に放心→立ち居振る舞いにドキドキ→終わっちゃって脱力、という、1分足らずとは思えないジェットコースター気分を味合わせて頂きました。
終わってホッとして、飲むのを忘れていた紅茶に手を伸ばしたら、目測を誤ったのか手が震えていたのか…見事にカップを倒してしまい、テーブルから床にザバーーーーーーーーーーッ!とナイアガラの滝のごとく紅茶をこぼしました……ぎゃーー布巾…布巾じゃ足らん!タオルタオル……バスタオルが要る~~!と、文字通り右往左往。
床のカーペットやらテーブル上にあったモロモロの物など…被害は甚大でした。
……マシュー・ボマー………ホントに罪作りな男だよ君は……。
以上、バンクーバーより、マシュ・ボマーの歌手デビューレポート、半実況にてお伝えいたしました。
コメント(2)|TVいろいろ, White Collar
コメント
>sabrina様
もっとたくさんマットの歌を聞きたいですよね~!なんか極上のチョコレートを一カケラだけ味見させてもらって、幸せなような、はたまた、物足りなくて狂おしいような、そんな気分です。
それにしても、マットにできないことはないんでしょうか?どこまで完璧だったら気が済むんでしょう(笑)キラキラした宝石箱のように多才な才能の持ち主ですね。
CDのアイディアいいですね!
1枚丸々全マットの歌で…。あるいは、White CollarのDVDでボーナストラックに収録してくれるとか。
ジェームズ・マースデンも役者でありながら、歌が上手なのが世間に知れ渡った後は、テレビや映画でも歌う機会が巡って来ましたから、きっとマットもそのうち!と思っています。
ところで日本、White Collarの集中放送なんて、羨ましいです!でも一度にそんなにたくさんマットを見たら、それこそ動悸が激しくなって、息切れ、眩暈とかしちゃいませんか?(笑)どうぞお身体をご自愛しつつ、素敵なマットを存分に堪能してくださいね。
投稿者:usagy |2010年12月30日 02:59
さきほどネットで観ましたっ!
感想を言うにも頭の中で言葉がまとまりません…。
1分ちょっとで終わり?!なのがとても物足りない気分。でも胸がキュンキュンする1分。
役柄(での声)、CMなどのナレーション、そして歌声。どれをとっても彼はそれにふさわしい声質を持っていて、それを駆使して、表現力があって…本当に言葉が浮かばないんですが、マットの才能の1つである「声」も本当に素晴らしいですね(ウットリ♪)。
今日は日本では「White Collar S1」の集中放送があり、それを観た後でこのガラ・コンサート。もうマットにハートと魂を全部持ち逃げされた気分です…罪作りな、というか、「私ったらどうしましょっ!?」とどこかに向って叫びたい気分です(泣笑)。
ミュージカルやブロードウェイ出演もいいかもしれませんし、思い切ってそのうちCDなんか出してくれちゃったりしたら嬉しいです♪
投稿者:sabrina |2010年12月29日 23:45