もう一つのオリンピックを制するのは、日本出身のあの…!
ピ・カ・チュウ!!! 恐るべし……。
先日、バスに乗っていたとき、日本人同士の会話が聞こえてきました。
恐らく40~50代かな~?と思われる日本人男性が、知り合いの女性に話し掛けています。オリンピック始まって、ダウンタウンも混んでるわね~、仕事はどう? 今は休みでね~…などという会話の後。
男性が、『ダウンタウンじゅう歩き回って、ピンバッジを集め回ってますよ~』というのが聞こえました。
そのときは、ピンバッジか~、タダで一杯配ってるし、記念になるもんねぇ…などと、あまり気にもせずに聞き流していたんですが…!
今日の新聞で、ピンバッジ関連の記事を読んで、初めて『ピンバッジ・トレーディグ』というものを知りました。
オリンピック関連のピンバッジの種類は数あれど、一番のコレクターズ・アイテムとして注目を集めているのが、テレビ東京謹製ピカチュウ+4枚のメープルリーフのバンクーバー・オリンピックピンバッジ。なんとe-Bayでは、192.15ドルの値段が付いているんだそうです。
バンクーバーオリンピックの中心地、ダウンタウンのロブソン・スクエアには、こうしたトレーダーの人たちが集まる交換所がありました。(未認可で店を広げていたため、取材中に警察が来て、別の場所に移動させられてしまいました)
幸運にもピカチュウピンバッジをゲットしたコレクターは、バックパックの底に大事にしまってあるそうです。かと思えば、10分間のあいだピカチュウピンバッジを所持していたにも関わらず、そんなレアアイテムとは知らずにCTV(カナダのテレビ局でオリンピックスポンサー)のピンバッジ(時価30ドル)と交換してしまった人もいました。
NBCテレビのピンバッジもコレクターたちの垂涎の的で、持ち主の9歳の男の子は、それが300ドル以上の価値があるなどとは知らず、手持ちのバッジと交換して手に入れたそうです。
あのバスに乗っていたオジサンは、ピカチュウ・ピンバッジをゲットできたんだろうか……と、ちょっと気になっています。
コメント(0)|おしゃべりfromVan