カンバーバッチは普通の人?14年冬のTCAプレスツアー
1月19日にアメリカでシーズン3が再開された「シャーロック」ですが、翌20日PBSのパネルインタビューに、ベネディクト・カンバーバッチとワトソンの妻役に登板したアマンダ・アビントン2人が登場しました。
「長年参加してきたけど、前夜からファンがテントをはって待っていたなんて、初めて!」と仰天するプレスツアーのベテランに応えて、「そうなんだよ。なのに飛行機が遅れて、ここに飛び込んだから、また3時間余り待たせてしまうのが申し訳なくて....」とファン想いの発言をしたカンバーバッチ。
ホテル内でのスケジュールをこなし、やっとファンサービスに専念するカンバーバッチ。今一番ホットな俳優なのに、一人ずつ、丁寧に対応して行く姿は新鮮だ。
「昨晩から待ってくれたファンの期待に添えるか?と、一種の責任感を感じる」とまで言います。本当に、ファン想いなんだな〜と感動した瞬間、すかさず「ファンは概ね聡明で、中には『まともな人』もいるからね」と落ちがつきました。
ツーショットにも気軽に応じる。長時間待った甲斐があった!と大喜びのカンバーバッチ・ファン軍団の女性。
プライバシーを死守し、雑音の入らない環境を作らないと仕事ができないタイプの俳優と見受けました。「特に落ち込んでいる時に、見ず知らずの人にカメラを向けられるのが苦痛」だと明かしました。何もかも付人任せのセレブではなく、「どこへ行くにも地下鉄やバスを利用する『普通の人間』だし、いつまでもそうありたい」と言いつつも、顔を知られてしまったおかげで、買物もおちおち出来なくなった話もしてくれました。
自らの誕生日を楯に取って、何かを要求するファン軍団の一人。サインはしてもらったものの、願いは叶ったのだろうか?
有名になってしまった!ヤバい!と思う反面、ハリソン・フォードに褒められた天にも昇る心地を味わったと、フォードの物真似を交えて語ります。
因に、「シャーロック」はカンバーバッチが有名になり過ぎて、時間がないと降板しない限り、何シーズンでも続けるとプロデューサーが発表し、会場に居合わせたPBS局長が承認する場面もありました。