「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に圧倒されました!
毎年お正月休みは、あまり劇場映画で見たいものがなかったりするのですが、1月末から続々と大作や秀作の公開がスタートしますよね。
本日、1月31日もそう!
その1本が、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」です。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
1月31日(金)より全国公開
//www.wolfofwallstreet.jp/
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
(c) 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
野心的なジョーダン・ベルフォート(ディカプリオ)は、学歴もコネも経験も無いのに、ウォール街の投資銀行へと飛び込む。
彼は、誰も思いつかないような斬新なアイディアと、一瞬にして人の心をつかむ話術で、瞬く間に大金を稼いでいく。
26歳で証券会社を設立して年収49億円を稼ぎ出すが、彼の金遣いは常識を超えていた……。
この映画、R18+なのですが、レオの演技がハンパないです!!
彼はやっぱりすごい演技力を持った俳優!
「ギルバート・グレイプ」を見た時に感じた思いがよみがえってきました。
もちろん、まったく違うアプローチですが。
レオはすでに、本年度ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞を受賞していますが、アカデミー賞も取ってもいいのでは?という思いがふつふつとわいてきます。
どんどん成り上がっていく野心家だけれど、とにかく下品で、ジャンキーで、みっともない主人公を、なりふり構わず熱演しているレオ。
「すごい!!」という言葉しか頭に浮かんでこないくらいパワフルな演技です。
スコセッシ監督は、まさに本領発揮といった感じで、3時間もの長丁場を飽きさせない物凄い作品を作り上げましたね!
助演男優賞候補のジョナ・ヒルも、ちょっと心配になるくらいの熱演ぶりです。
出番が少ないのですが、レオと主演男優賞を競うマシュー・マコノヒーの怪演もまた強い印象を残しています!
そうそう、主人公の父親を演じたロブ・ライナーがすごく可笑しくて楽しかったです!
また、私が気になったのは、ジャン・デュジャルダン。「アーティスト」しか見たことがない人だったらショックを受けるかもしれませんが、彼は何でもやってのける俳優。本作でも、とても楽しそうに好演しています。
1月29日に、東京証券取引所(!)で来日記者会見が開かれ、レオ、スコセッシ監督、ジョナが登壇しましたが、残念ながら定員オーバーで取材することができませんでした(涙)。
が、オフィシャル写真を入手したので掲載します。
東証の中に入ってみたかったです!
圧倒されること請け合いの「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。
見る側も覚悟を決めて、体調を整えて、この映画に挑みましょう!!
「ウォーキング・デッド」のジョン・バーンサルも、大活躍してますよ~♪