「グッド・ワイフ」のアラン・カミング主演映画「チョコレートドーナツ」
私は、「グッド・ワイフ」のイーライが大好きですが、そのイーライを演じているアラン・カミングが素晴らしい映画に主演しています。
『チョコレートドーナツ』
4月19日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー!
(c)2012 FAMLEEFILM, LLC
公式サイト //www.bitters.co.jp/choco/index.html
この映画は、1970年代に、ニューヨーク・ブルックリンで実際にあったことを基に描かれています。
<ストーリー>
1979年、カリフォルニアのクラブで、シンガーを夢見るルディ(アラン・カミング)はダンサーとして働いている。
ある晩、ルディは店に来ていた検事局で働くポール(ギャレット・ディラハント)と出会い、二人はすぐに惹かれ合う。
ルディが暮らすアパートの部屋の隣には、ダウン症の男の子マルコ(アイザック・レイヴァ)が住んでいたが、薬物依存症のマルコの母は、大音量で音楽をかけっぱなしにしたまま、マルコを一人残して男といなくなってしまう。
マルコを心配したルディは、ポールと共に、マルコを引き取ろうとするが…。
マルコに愛情を持って接し、まるで本当の両親のように大切にマルコを育てようとするルディとポール。
ゲイであることを隠していたポールが、ルディと出会ったことで人間として成長していく姿にグッときます。
劇中、歌も披露するアラン。ルディを熱演する彼は本当に素晴らしいです!
そして、「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」や「シングルパパの育児奮闘記」など多くの海外ドラマでおなじみのポール役のギャレットも好演しています。
「チョコレートドーナツ」は、私にとって、彼の最高の出演作になりました。
ギャレットが、良い役にめぐり合えて良かった!
また、チョコレートドーナツが大好物のマルコを演じたアイザックの愛らしさには、心をわしづかみにされました。
ルディとポール、そしてマルコの場面は、すごく微笑ましくて、彼らの幸せを願わずにはいられません。
差別や育児放棄など重いテーマを取り上げていますが、温かい気持ちになれる秀逸な作品です。