「しあわせの処方箋」試写会
11年ぶりに表参道にライトアップが復活した11月30日。
AXNの新ドラマ「しあわせの処方箋」の試写会が表参道沿いの日本看護協会の建物でおこなわれました。
なぜ看護協会かといえば、この「しあわせの処方箋」が看護師を描いたドラマだからです。観客は現役の看護師・看護学生、ゲストは東京大学医学部健康科学・看護学科に在学中の八田亜矢子さんというイベントでした。
白衣で登場した八田亜矢子さん
「しあわせの処方箋」の原題は"HAWTHORNE"。"HAWTHORNE"とは、ウィル・スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミス演じる看護師クリスティーナ・ホーソンの名字 で、このスペルの中にある「RN」が看護師を表す「RN((registered nurse)」とかけてあるようです。
ジェイダ・ピンケット・スミス Solarpix / PR Photos
アメリカでは今年の6月に放送がスタートしたばかりで、8月までに10話が放送されました。放送局はベーシックケーブルチャンネルのTNT。
公式サイト://www.tnt.tv/series/hawthorne/
ER、プライベート・プラクティスといった、マス向けの派手さ満載の医療ドラマとは違って、ケーブル局らしくじっくり丁寧に作ったドラマという印象を受けました。
主役のクリスティーナはかなり強くて聡明な女性として描かれています。病院内の性格の悪い医師たちにもひるむことなく対抗し、頼りなさげな部下たちには「もっとしっかりせい」とはっぱをかける、とても頼りがいのあるカッコいい看護師長です。1年前に夫を亡くし、まだ悲しみも癒えないようですが、新たなロマンスの伏線も用意されています。
女性が主人公のドラマによくある、「仕事に恋に奮闘!でもちょっと抜けたところがあっていつもバタバタ、失敗続き」みたいな男性好きのするキャラクターとは一線を画す女性像ですね。
一方で、80年代のキャリア・ウーマンを描いた映画のように何としても男性と同じ舞台で張り合おうとする感じでもなく、あくまで地に足がついた現実的な世界で強く、たくましく、楽しく生きていく女性、そんな印象を受けました。最近はアメリカではこういうキャラがウケるんでしょうかね。
そういう話はおいておいて、ストーリーも見やすく、共演者も魅力的な人が出ていて、ドラマとしてはとてもよく出来ていると思いますし、やはり女性が見ると、男性の何倍も共感できる部分が見つかると思います。ぜひご覧になってみてください。
AXNで12/6(日)9:55pm から放送がスタートします。
そして12月6日までネットで第1話を視聴することができます。
//axn.co.jp/hawthorne/onlinecatchup.html
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