『ハ~イ!マジで~!!』から『Hell's Kitchen』までリアリティTVいろいろ - UsagyのアメリカンTV気まぐれウォッチング | TVグルーヴ オフィシャル・ブログ アーカイブ(更新終了)

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『ハ~イ!マジで~!!』から『Hell's Kitchen』までリアリティTVいろいろ

(2008年8月 8日)

今回は、今シーズンのリアリティ番組のキャッチアップをつれづれに。

まずは、清水久美子さんも大好きな『I Survived a Japanese Game show』のシーズンファイナルが放送されました。(注・公式HPには優勝者が誰か出ています~)

ファイナルは2時間スペシャルで、これまでチーム対抗だったゲームが、最後に残った4人の個人勝ち抜き戦となりました。
私のイチオシ、アラバマ出身のジャスティン君が残っていて、マジに応援しちゃいました。
一番手に汗握ったのは、街に出かけて与えられた課題をこなして、一刻も早くスタジオに戻らなくてはならないという過酷な第1回戦。
下町っぽい商店街に突然、ジャージにゼッケンつけた異様な姿のガイコクジンが乱入してくるだけでも非日常なのに、

『マジックデ、クチヒゲカイテクダサーーイ!』
『ホッペニチューシテ、キネンシャシントッテクダサーイ!』
『アナタノメイシクダサーイ!!』

なんていう要求をされたら、シャイな日本人はどん引きするに決まってますよね。
話を聞いてくれる人を見つけるだけでも大変そう。
しかも、プレイヤーたちは日本に来て初めて一人で商店街に出かける、いわゆる『初めてのおつかい』状態で、パニックしてるわ、瞳孔開いてるわで、余計恐いです。

番組開始以来、緑ザルチームで四連敗、罰ゲーム尽くしで辛酸を舐めつつ、文字通り決勝戦に生き残ったマッスル黒人のツワモノ、ドネル(ちょっとDEXTERのドークスに似てる…)も必死でした。
立ち止まってくれる人を探しながら、明らかに白人らしき通行人に『Do you speak English ?!』と叫んで、『No』とあっさり答えられて行き過ぎた後、『今、英語でNOって言ったよね?』と一人ツッコミをしていたのには、一緒に焦りながらも大笑いしてしまいました。

シーズンファイナルらしく、サプライズも一杯。
アメリカから家族や恋人、友人が応援に駆けつけてきてホロリとさせられたり、宿舎(設定)のKasaiハウスの肝っ玉ママさん(斉藤こず恵さんですって)との別れのシーンではもらい泣きしそうになりました。
さらに、決勝戦の前に新宿駅前で開かれていた出陣式(?)に、外務省のお役人(Nから始まる人)が現れて応援メッセージを読んだときには、唖然としました。
やるな外務省。

西洋から見た日本のイメージって、未だにフィルター掛かってるような部分がある気がするのですが、この番組だと結構ナマの日本が写るし、東西文化の理解にもなかなか役立つよなあ、と思いました。
シーズン2もあったら見ちゃいますね、確実に。
日本でも放送されるかもしれないので、誰が優勝したかは書かないでおきますね。


以前のエントリでお伝えした『Celebrity Circus』も、なかなか盛り上がったシーズンファイナルで、一番お気に入りだったアントニオ・サバト・Jrが、『セクシーさが足りないわ』と言われた翌週、まさに完璧に美しくも逞しく、そしてセクシーさ満点のFlying Silk で審査員も観客も視聴者も釘付けにして、見事、優勝に輝きました。
審査員が演技の素晴らしさに興奮する余り、バック転しちゃうなんて、この番組ならでは、の観物でした。
これも次シーズンのカムバックを祈ります。


お馴染みゴードン・ラムジーの『Hell's Kitchen』ですが、今シーズンは予想外というか予想通りというか、……私にしてみればこれまでで一番納得行かない結果ではありましたが、「まあ、こんなもんかな~~。次のシーズンはどんなかなあ」と一息ついていたら、翌週からまた『Hell's Kitchen』が始まるというではありませんか!!
なんでじゃ?と思ったら、なんとイギリス版の本家『Hell's Kitchen』の登場です。

元々はこの番組、イギリスで放送されていたのを、アメリカに持ってきてリメイクしたものなんですね。
そして、イギリス版に登場するのは、『ゴードン・ラムジー最大のライバルにして、ラムジーよりも気が短いといわれるマルコ・ピエール・ホワイト』ことシェフ・マルコ
イギリス人シェフで、初めてミシュランの三ツ星を獲得したという、スゴイ人だそうです。

名前は可愛い(?)けど、白いバンダナ(私には手ぬぐいにしか見えないんですが…)を頭に巻いてキッチンに立ってるだけで、ものすごい威圧感です。
シェフ・ゴードンは、”ピー”音連発の罵り言葉で挑戦者たちを罵倒して、時に涙目にさせたりするのが常でした。その罵倒の裏に挑戦者たちに対する愛情なんかが見え隠れするのを楽しんだりもできました。

が、このシェフ・マルコ。
とにかく存在自体が恐い。
見てられるだけで恐いんです。
笑っても恐い。
客に対しても恐い。
たとえば、レストラン『Hell's Kitchen』に食べに来る客が、「この料理は味がしない」などと言ったとします。
人それぞれ味覚がありますから、濃い味が好きな人も薄い味が好きな人もいるでしょう。ですが、シェフ・マルコのレシピで作られた料理を「味がしない」と文句を言った客の行く末は…。

『貴方はうちのレストランにふさわしくないお客様ですので、お帰りください』

あっさりとレストランから叩き出されました。
そんなわけで、まだ未熟な挑戦者達が作るディナーで、ホタテが少しぐらい焼き過ぎだろうが、ステーキが少しぐらい生焼けだろうが、客は文句を飲み込つつ食べなくてはなりません。

アメリカ版では、少なくとも客を追い出すことはしなかった。
どんなにアホな客でも、シェフ・ラムジーは『お客様は神様です』精神をもって接待していました。イギリス人にしては超レアです。ラムジーさん、実は前世は日本人かもしれません。

さらにアメリカ版と違うのは、シェフにシゴかれる挑戦者たちが負けてないところでしょうか。
たとえば、シェフ・マルコのレシピに沿って作らなくてはならない料理なのに『このほうが美味しいから』とかいう自分勝手な理由で我流に味を変えようとしたり、チーム対抗で本来なら協力して一つの料理を作るべきなのに、どういわけか一人ずつ勝手に作ってみたりとか、まさにイギリス流『個人主義』っぷりが爆発しています。
ある若いシェフなんか、『シェフ・マルコが使う罵り言葉が気に入らないから、もう使わないで欲しい』と直接シェフに申し入れ、マルコが拒絶すると、『あなたとはやっていけない』と自分からHell's Kitchenを去っていきました。
そんな展開を見ながら、『シェフとしてというよりも、人としての修行をイチからやり直してみたほうが良いのでは…?』などとつい思ってしまうのは、回りに合わせてしまうNOと言えない日本人のサガでしょうか…。

イギリス版『Hell's Kitchen』では、落ち武者のようなシェフ・マルコの風貌に加え、日本人とは対極にあるイギリス人の強烈なマイペース(=自分勝手とも言いますね)ぶりが見どころです。

次回は、TVドラマ色々のキャッチアップと、『Torchwood』いよいよカナダで遅すぎる第2シーズン放送開始!についてご紹介したいと思います。


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コメント

I survived…は、ほんとに日本でも放送してほしいですね。日本文化の紹介の仕方や観客のリアクションに、なぬ?!というような部分もなきにしもあらずですが、それも逆に笑えました。
たくさん番組があるので、リアリティTV専門チャンネル、があってもいいぐらいですよね。

投稿者:usagy |2008年8月13日 10:56

UsagyさんのリアリティTVレポート、とっても楽しませて頂いております(*^^*)
「I Survived a Japanese Game show」は本当にスゴイ企画ですね~♪
「Celebrity Circus」も「Hell's Kitchen」も、とっても見たくなってしまいました。
今後も様々なリアリティ・ショーが日本に上陸してくれることを切望します!

投稿者:しみず |2008年8月12日 00:26

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