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”死体が多すぎる”『Harper's Island』-そろそろ気づいてもいい頃じゃ…?

(2009年4月19日)

こちらで紹介した、ミステリードラマ Harper's Island は放送2週目を迎え、順調に(?)死体を増やしております。
とはいえ、2週間で5人(ドラマ内では、2日間ですが)というのは、幾らなんでもペースが早過ぎじゃ…??という印象なんですが。


”One by one”というキャッチコピーや、”ミステリー”、”連続殺人”といったキーワードから思い浮かべるのは、私の場合、やっぱりアガサ・クリスティやエラリー・クイーン、日本だったら横溝正史や島田荘司といった作家さん達です。
でも、少なくとも2話目までのHarper's Islandは、「13日の金曜日」に代表されるスプラッター映画に近い印象です。何と言うか、謎の持ち出し方とか殺し方に情緒が感じられない、というか、極めて直接的かつ即物的、という感じがするのです。

しかも、”歩いて回れる”というぐらいの小さな島内で、飛んできた斧に首を刎ねられたり、体を真っ二つにされたり、落とし穴にハマって放火されたり、かと思えば首吊り自殺(に見せかけた死体)…と、死体が溢れかえっているというのに、未だ誰ひとり気付いていない…というのも不思議。

この大味というか大雑把な所がアメリカ的なのだ、と言われたらナルホド、という感じなんですけどね。


まあ、当初の自分の期待が間違った方向からだったので、あれあれ??と最初は戸惑いましたが、2話目でこのドラマの方向性が修正できたので、次回からは多分大丈夫。
修道士カドフェルもびっくりな”死体が多すぎる”という展開ですが、この先どう持って行くのか楽しみです。
『ああっ!そこで一人になっちゃダメじゃん!絶対やられるって!!』とかツッコミを入れつつ、フレディの活躍を……じゃなくて、犯人の演出っぷりを楽しんで行きたいと思います。


ところで、島の保安官で、主人公アビーの父親役を演じているジム・ビーヴァーや、花嫁トリッシュ役のケイティ・キャシディは、二人ともバンクーバー発ドラマ「スーパーナチュラル」に出ていました。
地元撮影のドラマには地元の俳優を使う=地産地消、さすがエコロジーに関心の深いカナダだけあって、しっかり反映されていますね!

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ジム・ビーヴァー(左) Tony Lowe / PR Photos

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ケイティ・キャシディ Albert L. Ortega / PR Photos


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