あの人気SF映画シリーズ、『ターミネーター』が、TVドラマシリーズになって帰ってきました！
映画『T２（ターミネーター２）』から1年後、1999年から始まります。
私としては、映画１、２の大ファンでしたので、これは嬉しい設定です。

主要キャストは、以下の通り。

ジョン・コナー＝トマス・デッカー（『Heroes』でクレアの親友ザックを演じて人気が出ました）
サラ・コナー＝レナ・ヘディ（『300』のレオニダス王の妻ゴルゴ役で、毅然とした美しさを見せてくれましたネ！）
キャメロン・フィリップス＝サマー・グラウ（私には『Firefly』のRiver役が印象強いです）

今日（2008年1月13日）放送した第1話を観ましたが、テンポもいいしキャラクターも魅力的で、あっという間に惹きこまれました。
1時間が短い！　早く続きが観たい！！と思わされるパイロットでした。

撃たれても轢かれても殴られても起き上がって追ってくる暗殺者ターミネーターは、映画の設定をきちんと引き継いでいて、思わずニヤリとさせられました。
そして、2027年の未来からジョンを守るために送り込まれた新型マシンのキャメロン。可愛くて細いのに頼もしいです！
大型銃をぶっ放す力強いママと、撃たれても死なないガールフレンドに守られるジョン・コナー君。
がんばれーー。
こうして鍛えられて、君は未来のレジスタンス・リーダーになっていくんだね…（笑）

『ターミネーター２』では、コンピューターが人類に宣戦布告する元凶となったSkynetシステムを破壊し、開発者のダイソン博士も自らの命を絶ったので、これで未来は救われたか？？…と思ったわけですが、なんと、何者かがその研究を引き継いでいて、Skynetを完成させてしまいました。

第1話のラストで、サラたちは暗殺者から逃れるために、時を越えます。
飛んだ先は『2007年』。
第2話からは、舞台を現代に移して彼らの戦いが始まります。

Skynetの謎の開発者を追うサラたち。。
過去からは、サラを殺人犯として追うFBI捜査官、サラを忘れられない元婚約者、そして未来からジョンを殺すために送り込まれた暗殺者…、と、盛りだくさんの展開で、先が楽しみなドラマです。
ジョンを守る美少女ロボットの名前が『キャメロン』っていうのは、映画版の監督ジェームズ・キャメロンから取ったんでしょうかね？

最後に、駄目押しでニヤリとさせられたのは、三人がタイムトラベルで2007年に現れたとき。
映画を観た方なら覚えておられるでしょうが、肉体以外のものは、時を越えられません。
銃も服もダメなので、皆さんマッパになってしまいます。
そのときのキャメロンのポーズが、映画『ターミネーター１』で、アーノルド・シュワルツネッガーが冒頭に現れた時のポーズとそっくりなんですよ～！
このTVシリーズの製作陣は、本当に映画版を詳しく見ていて上手くテレビに反映しているのね～、と感銘を受けたシーンでした。

唯一心配なのは、ちゃんと最後まで放送してくれるのか…、っていうことです。
現在12話まで放送予定のようですが、その後は例の脚本家ストのせいで完成していない模様で、その後はいったいどうなるのか…。

今シーズン始まる新ドラマは、どれもこれもこんな調子で、先の見通しが立たないのが困ります。
ひとまずは、放送される分を楽しみたいと思います。