バイオニック・ジェミーが帰ってきた! - UsagyのアメリカンTV気まぐれウォッチング | TVグルーヴ オフィシャル・ブログ アーカイブ(更新終了)

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バイオニック・ジェミーが帰ってきた!

(2007年9月27日)

サイボーグ物の元祖、あのバイオニック・ジェミーが、30年の時を経て、帰って来ました!

1976年から1978年にかけてアメリカにて放送された『Bionic Woman』、日本では、『地上最強の美女、バイオニック・ジェミー』というタイトルで放送されていました。
私にとっては、日曜夜のお楽しみで、家族で見ていた思い出があります。

2007年度版新生『Bionic Woman』(→オフィシャルサイト)で、最強の美女を演じるミシェル・ライアンは、1984年生まれ。元祖ジェミー(リンゼイ・ワグナーが演じました)を知らない世代です。

しかし、ミシェルの生まれ故郷であるイギリスは、先日のHEROES特集本のように、SFドラマが大好き。古くは『プリズナーNO6』を初め、カルト的な人気を誇る『ドクター・フー』を生んだ国です。
SFドラマに対するアンテナも高く、今では人気番組となった『スターゲイトSG1』も、注目されたのは、本国アメリカよりもイギリスでのほうが先でした。アメリカに先駆けてイギリスでビデオが発売され、ゲストを招いて大々的な『スターゲイトSG1コンベンション』が初めて開催されたのも、イギリスのロンドンでした。

そんなイギリスっ子が、ミシェルの「快挙」を見逃すはずがありません。
本国イギリスはこの大抜擢に大盛り上がりだそうです。
バンクーバーの街中で配布されている日刊無料新聞24HOURSに掲載されてたミシェルのインタビューによると、役作りのために、山登りをしたり、個人コーチについて身体を鍛え、方言指導(想像するにブリティッシュのアクセントをアメリカ発音にするため?)や演技指導のコーチもついたそうで、並々ならぬ努力が伺えます。

さて、新しい『Bionic Woman』は、旧作よりもダークな雰囲気になるみたい。
今日の夜に放送された、パイロット・エピソード(第1話)から、先取り情報です。

旧作のジェミーは、プロ・テニスプレイヤーでしたが、新作はバーテンダーのバイトをしながら妹と二人でつつましく暮らしている、ごく普通の一般市民。
しかし、恋人が普通じゃありませんでした。
ボーイフレンドは軍も関わって極秘で進められていたBionic技術開発の第一人者ウィル博士。

事故にあって両脚と右手、右目と片方の耳の聴覚を失ったジェミーに、ウィルはBionic技術を使った手術を施します。Bionic Womanの誕生です。
(恋人の命を救うため、とは言え、軍の最先端技術を勝手に使っちゃっていいのか?! とツッコみたい気分は山々ですが、そこはそれ、なんとなく納得させられてしまいます。)

そして、女ターミネーター(笑)ならぬ、初代Bionic Woman、サラ・コーバスがジェミーの前に立ちはだかります。
サラを演じるのは、これまたリメイク版『バトルスター・ギャラクティカ』で大人気となった、スターバックことケイティ・サッコフ
『闘う女』初心者のジェミーに、『いいこと?喧嘩ってのはこうやるのよ!!』とばかりに、先輩っぷり全開で身体を使って実践…いえ、実戦で教えてくれます。

この先、この女ターミネーターがジェミーの宿敵になるのは間違いないようですが、どんな風に絡んでくるのか楽しみです。

ゲストで、トーマス・クレッチマンが、顔見せしてたのもビックリでした。

このシリーズのロケ地は、ギャラクティカと同様、バンクーバーです。
今日の第1話でも、見覚えのある風景が写っていましたが、残念ながら一人で行くには昼間でもかなり治安の悪い地域なので、ロケ地探訪はできそうにありません…。

さて、新生Bionic Womanですが、スターバックに続いて新たな『闘うカッコいい女性』2007年度版の誕生となるでしょうか。


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