尾崎英二郎流、米ドラマ進出攻略術&ロスお薦めスポット!
ロス在住でアメリカの映画やドラマで活躍する俳優・尾崎英二郎さんの講演会が、TVグルーヴ主催で先月、開催されました。
尾崎さんは、クリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』や人気ドラマ『HEROES』『TOUCH』などアメリカの映画やドラマで活躍中。ここ数年はWOWOWのアカデミー賞特番のレポーターに抜擢され、今年も登場されます。
尾崎英二郎さん ©TVGroove.com
日本で無名だったにも関わらず、アメリカで次々、チャンスをものにした尾崎さんの熱いトークは、エナジーに溢れていました。
とくに、私が強く感じたのは、「ご縁を大切に信頼を得て、攻めるときは大胆に攻める!」姿勢でした。
アメリカに進出を決意した尾崎さんは、ロスのエージェント120社にコンタクトして、最終的には20社の面接にこぎつけ、エージェントを確保。
アメリカで、一番最初にオーディションしてくれた人は、大きな決定権がないアシスタント・キャスティングディレクターだったそう。でも、その人が尾崎さんを気に入り、押し続けてくれたおかげで、『HEROES』でヒロの父カイト・ナカムラの青年時代役を勝ち取れたそうです。そして、『HEROES』チームの信頼があり、『TOUCH』に繋がったといいます。長いスパンで信頼関係を築くことが大切なんですね。
もうひとつ、マーケットが変わるとルールが変わるということ。日本では高身長俳優のほうが売れやすい。でも、北米ではアジア人は小柄なイメージだから、逆に背が高いのがマイナスになるとか。身長がそこそこという尾崎さんの弱点が、米国では強みになったといいます。
©TVGroove.com
最後に、尾崎さんにロスのお薦めスポットを3つあげていただきました。
ひとつめは、オールド・タウン・パサデナ&サウス・パサデナ。 ここはカリフォルニアでも最も歴史のある場所で、雰囲気のある古い建物が多くドラマのロケにつかわれることも多いとか。
「僕がドラマでブライアン・オースティン・グリーンと共演したのもこの街の一角です!!」
ふたつめは、アロマカフェ。大手映画スタジオにほど近い、スタジオシティーの隠れ家的人気カフェ。ホームメードのオムレツ、サンドイッチ、バーガー、デザートなど、メニューも豊富で、スタッフもとってもフレンドリーだそう。
「とりわけお薦めは、くつろげるガーデン・テラス。モデルや女優、映画やテレビ関係者がよくミーティングしています」
三つめは、ユニバーサル・スタジオ・ツアー。映画&ドラマファンの定番スポットですが、やっぱりハズせない。
「スタジオ内のツアーでは、実際の撮影スタジオが見学でき、『デスパレートな妻たち』の街並みのセットも案内してくれます」
海外ドラママニアの萌えスポット、ぜひチェックしてみてくださいね~!