海外ドラマ・スターVS日本のスター、ぶっちゃけ取材しやすいのはどっちだ・・・!? (パート2)
前回は男優中心に、海外ドラマ・スターのほうが断然、取材に協力的というエピソードを書いたので、今回は女優編です。
人気海外ドラマの主演女優といえば『SEX AND HHE CITY』のサラ・ジェシカ・パーカーをはじめセレブリティとして世界で注目の的。とんでもなく気まぐれでわがままであっても、さもありなん・・・と思いがちですよね。ところが、こちらにきちんと敬意を払ってくれ、上から目線ではなく、質問には的確にときにユーモアを交えて答えてくれるのです。
サラ・ジェシカ・パーカー Charles Norfleet / PR Photos
インタビューのとき、サラに「すごく肌がきれい!」と言ったら「しっかりメイクしているからきれいなのよ~」とぶっちゃけてくれて、一気に敷居が低くなり、距離が縮まって話しやすくなりました。
それにひきかえ、日本の若手女優、タレントにありがちな“不思議ちゃん”は、ほんとやりにくい。多少の天然キャラはまだいいのですが、“不思議ちゃん”キャラのインタビューって、質問の答えにこちらの頭の中が「???」となることも・・・。
これまで、数多くの海外ドラマ女優を取材しましたが、ひとりとして“不思議ちゃん”はいませんでした。たぶんそんなキャラ勝負では、オーデションという超難関をサバイバルできないのだと思います。
日本は芸能事務所という組織にほとんどの俳優&タレントが所属しており、事務所のパワーゲームで仕事がとれる。でも、アメリカの場合、俳優はエージェントと契約するけど、あくまで個人の力量が大きい。だから、自分の意見をきちんと答える、良好なコミニュケーションをとる能力が俳優にも自然と身につくのだと思います。日本もエージェント制になったら、“不思議ちゃん”は生息不可能でしょうね。