『ニキータ』マギーQの意外な過去と有名な元カレ×2とは?
香港映画おタクのメンズ友人に、「マギーQが、いま米ドラ版『ニキータ』の主役張っているんだよ~!」と教えてあげたら、黒目がこぼれ落ちそうなほど驚かれました。
マギーQ Chris Hatcher / PR Photos
新生ニキータとして、“国際派アクション女優”と呼ばれるまでにブレイクしたマギー。でも、かつて香港映画界にいたときは、いじられキャラだったのです。それというのも、米国とベトナムのハーフでハワイ出身。英語育ちの彼女は広東語がタドタドしく、香港俳優やマスコミに突っ込まれまくったからなのですが・・・・。
ジャッキー・チェンの事務所に所属して、映画『ジェネックスコップ2』(2000年)でデビューしたものの、アクションではミシェル・ヨーに大きく水をあけられパッとしない存在だったし、よくいるモデル出身の美人女優って感じでした。
ミシェル・ヨー David Gabber / PR Photos
にもかかわらず、当時、イケメン俳優として超人気だったダニエル・ウーとの交際が発覚。「あんな格下女優と、ダニエルが付き合うなんて~!!」「マギーの肉弾攻撃に落ちたに違いない・・・」と、ご当地をはじめ中華圏の女子から大ブーイングに。同じ事務所に所属し、お互い米国育ちという共通点があってくっついたふたり。いまなら納得できるのですが、当時はムラカミもブーイング組のひとりでした。
おまけに、その後、まだセリエA・パルマの選手だった中田英寿と熱愛報道が出て、半同棲と噂され、「マギー・ブイヨンみたいな変な名前のあの女、やってくれるよね~!」と、日本の女子までも敵に回したのでした。
ちなみに、マギーと約7年前に破局したダニエルは、最近になってマスコミに、「精神状態が不安定になり、寝ていても涙が出て目が覚めるほど心理的なショックが強かった」と語っています。どんなキョーレツな振られ方をしたんでしょうか!?
しかし、そんなダニエルの失意の日々をものともせず、マギーは米国に拠点を移し、目を見張る躍進ぶりをみせます。2006年の大作映画「M:i:III」で主要メンバー役に抜擢され、本格的にハリウッド進出。続けて『ダイ・ハード4』(07年)にも出演し、セクシー・アクション女優の存在感を見せつけました。
この10年でいじられキャラから、アジア系にもかかわらず米ドラマの主演女優にまで登りつめたマギー。負け組から一気にぶっちぎり勝者になった彼女に、ただただ脱帽。 願わくば、その強運を10分の1でも分けてほし~い!と思うのはムラカミだけではないはず。マギーの強運にあやかるべく、『NIKITA ニキータ』観るべし!ですね。
『NIKITA ニキータ』AXNにて6月5日より日本独占発放送。6月15日よりシーズン1DVDリリース。(ワーナーブラザーズ)