「殺人を無罪にする方法」根回しイベント - ハリウッドなう by Meg | TVグルーヴ オフィシャル・ブログ アーカイブ(更新終了)

ハリウッドなう by Meg


前の記事:
2015年6月のエミー賞根回しイベント
次の記事:
USA局の新作「Complications」と「Tyrant」に相通じる父親像

「殺人を無罪にする方法」根回しイベント

(2015年6月 8日)

5月28日、ABC2014年の看板ドラマ「殺人を無罪にする方法」に参加しました。サンセット大通りに入口を構えるサンセット・ガウワー撮影所に行くのは今回が初めて。入口がどこにあるのか判らず、何度もクルクル周辺を走り、途中で嫌気がさして、帰ろうかとまで思ったほどです。駐車場への道順の指示が曖昧で、ギリギリセーフの滑り込み?と思い、駐車場からステージまで走って行ったのですが....

PartyHTGAWMFYC.jpg
パネル後のレセプション会場の壁に映し出された番組のロゴ。 ©Meg Mimura

パネルインタビュー会場は、「殺人を無罪にする方法」(タイトルが長いので、原題の頭文字で「HTGAWM」と省略します)の主人公アナリーズ・キーティング教授(ヴィオラ・デイヴィス)が講義する階段教室。震え上がるほど冷房が効いたセットで、待たされること1時間半。何度、嘆願しても冷房は切ってもらえず、少しでも温度の高い席を探して流浪の旅に出る始末です。それだけ、時間を持て余したという証拠です。

CastHTGAWMFYC.jpg
左からマーシャ・ゲイ・ハーデン、トム・ヴェリカ、ビリー・ブラウン。背後は階段教室の黒板。この日、初顔合わせしたのは、ハーデンとヴェリカ! ©Meg Mimura

この日登場したのは、キャスト7人+制作陣3人の計10人でした。
ヴィオラ・デイヴィス(アナリーズ役)
トム・ヴェリカ(サム)
マーシャ・ゲイ・ハーデン(ハナ・キーティング役。日本では未登場?)
ビリー・ブラウン(ネイト)
チャーリー・ウィーバー(フランク)
カーラ・ソウザ(ローレル)
アルフレッド・イーノック(ウェス)
ピーター・ノーウォーク(クリエイター)
ベッツィー・ビアーズ(プロデューサー)
ビル・デリア(2、6、12、15話演出)

モデレーターは、「グレイズアナトミー」以来、ションダ・ライムズ作品の演出を手がけるデビー・アレンです。「HTGAWM」の第8話を演出したので、内幕を熟知しており、通常の業界誌の編集長やジャーナリストなどとは違った観点から、インタビューを進行しました。アレンは、ノーウォークに創作の動機を尋ねたり、シーズン1後半に登板したハナ役のハーデンに映画とテレビの演技の違いを質問しました。2月26日のシーズン1最終話で、誰がライラを殺害したかが明かされたので、インタビューの大半はその話で持ちきりでした。ネタバレは避けますが、「撮影の1時間ほど前にこのキャラで行こう!と決め、俳優に電話で知らせた」とノーウォークが明かしました。へー、意外!ミステリーって、犯人を決めて逆算して書くものとばかり....

ViolaPeteFYC.jpg
前列左からデイヴィス、ノーウォーク、ビアーズ。後列左からウィーバー、ソウザ。最前列の席に陣取れず、かなり遠方から撮影したので、あまり良い写真ではないが、ご容赦を。 ©Meg Mimura

この日、アナリーズの愛弟子は、イーノックとソウザの2人。「HTGAWM」では、米国人の役なので、「24時間米英語で貫き通したけど、今日は英国人’訛り’だよ!」と笑うイーノック。また、ウェス役以外に演じてみたい役については「四六時中戯けているマット・マクゴリー(アッシャー)のようになりたいけど、絶対に無理!」と、控えめで真面目な英国人らしい返答でした。

mimura183my.jpg
イーノックが演じる煮え切らないウェスにイライラした視聴者は多いが、アナリーズの弱味につけ込む大胆不敵なウェスは取って付けたような不自然さを感じる。大人しそうな顔して実は....のキャラなのか? WENN.com

ソウザは、本作では唯一の良心的なローレルを演じていますが、「絶海の孤島になったような気がするわ。みんなの狂気の沙汰が大波で押し寄せて来るみたいで、仕事が終わったからって、簡単にスイッチ切れなくて困った」と、グループの力関係を明かしました。ヴェリカは、「スキャンダル」の演出を多々手がけているので、「血の海にうつ伏せになっている時に、『スキャンダル』の制作から電話がかかってきて、翌日の撮影の打ち合わせをする羽目になった」と舞台裏を披露しました。

CarlaHTGAWMFYC.jpg
スペイン語圏では押しも押されもせぬ大スターのソウザも、ハリウッドでは未だ無名。私はソウザ演じるローレルにしか共感できないので、無理を承知で「’悪’に染まらないで!」とお願いしてしまった。 ©Meg Mimura

主役を演じるデイヴィスは、「これまでお母さんとか、おばさん役しか回って来なかったから、脚本を読んだ時に、感情の起伏が激しくて、キレる、デキる、’セクシャル’な生身の女を演じる最初で最後のチャンス!だと思ったの」とノーウォークの等身大のキャラを絶賛しました。

ViolaHTGAWMFYC.jpg
レセプションに参加したデイヴィスは、気さくに写真撮影に応じ、一人一人に丁寧に対応。「天下の名優」の素振りなどかけらも感じなかった。 ©Meg Mimura


「スキャンダル」と異なり、「HTGAWM」のキャストも制作陣もレセプションに顔を出しました。皆、サービス精神旺盛で、好感度がグンとアップしました。シーズン1だからでしょうか?いつまで続くことやら....


前の記事:
2015年6月のエミー賞根回しイベント
次の記事:
USA局の新作「Complications」と「Tyrant」に相通じる父親像

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://tvgroove.biz/mt/mt-tb.cgi/2591

最近の記事

▲ TOP