おとぼけニコール・リッチーと開き直りリアン・ライムスの新番組 - ハリウッドなう by Meg | TVグルーヴ オフィシャル・ブログ アーカイブ(更新終了)

ハリウッドなう by Meg


前の記事:
原爆作りに携わった人達のドラマ
次の記事:
14年夏のセット訪問「Brooklyn Nine-Nine」「Masters of Sex」

おとぼけニコール・リッチーと開き直りリアン・ライムスの新番組

(2014年8月 8日)

7月10日は午後2時から6時近くまで、HBOがドラマ「The Knick」、コメディー「Getting On」シーズン2と「The Comeback」6話限定シリーズ、ミニ・シリーズ「Olive Kitteridge」、ドキュメンタリー「Foo Fighters: Sonic Highways」を発表しました。「The Knick」には、クライブ・オーウェンが、「The Comeback」にはリサ・クドローが駆けつけましたが、今夏はわくわくもどきどきもない、パネルインタビューに終りました。

翌7月11日、ケーブル最終日のハイライトは、VH1局のリアリティー新作2本でしょう。「Candidly Nicole」はリアリティー番組の先駆け「シンプル・ライフ」のニコール・リッチーが自作自演するコメディーです。ソーシャル・メディアでニコールをフォローしている人の数は、何と400万人!オンライン・シリーズで他人の世界を紹介していたニコールが、この番組では自分自身の日常を綴ります。

Candidly_Nicole1.JPG
最近流行の紫色の髪で登場するニコール。拒食症は治らないのか、番組のプロモでメキシコ人に「鶏がら」と呼ばれている。 Piotr Sikora for VH1

パイロットを視聴したところ、既婚で子持ちのニコールが出逢い系サイトに独身の友人エリンに成り代わって登録し、揚句の果てにはニコールがデートに出かけるという”呆れ果てた”話です。エリンのプロフィールを登録する時の会話が、何ともニコールの常識を示唆していて、ずっと勘違いして生きてきたセレブを代表しているように思います。縦列駐車が死ぬ程嫌いなニコールに、父親ライオネル・リッチーと妹ソフィアが教える場面や、エリンの恋人候補をまるで自分の彼氏のように見せびらかして、友達の顰蹙を買ったり....笑えます。

Candidly_Nicole2.JPG
左から妹ソフィア、ライオネル・リッチー、ニコール。「リハーサル無しで、興味の対象を飽くまで追いかける、リアル・ライフ・コメディーと呼んでるの」と説明するニコールだが、父親ライオネルのことは「目立ちたがりで、恥ずかしい!」と繰り返す。 Piotr Sikora for VH1

ニコールに引き続いて登場したのは、不倫と略奪結婚で世間から総スカンを食らったにも関わらず、時々思い出したようにメディアに登場しては、エディ・シプリアンとの不倫や結婚生活を弁護する、開き直りの女王リアン・ライムスです。オプラに出た時も、その後1年に1回くらいはテレビに登場して、お涙頂戴不倫劇を蒸し返し、それでいて「もう、結婚したんだから、そっとしておいて!」と締めくくります。叩かれるのが嫌なら、テキサスに帰って、ひっそりと暮らせば良いものを....

LeAnn_Eddie1.JPG
左からリアンとエディ。「散々メディアに叩かれて、じっと我慢の子だったから、この辺で言いたいこと言わせてもらう」と二人で制作したリアリティー番組。但し、前妻との間を行き来するエディの息子二人は、番組には登場させないと断言する。 Piotr Sikora for VH1

スキャンダルが悪化したのは、前妻ブランディがリアリティー番組や著書で、夫を寝取られた経緯を公表し、同情票が集まったからです。本作では、これまで叩かれっぱなしで捌け口がなかった二人が、ここぞ!とばかりに、本音を吐いて、吐いて、吐きまくります。

LeAnn_Eddie2.JPG
カントリー少女歌手も紆余曲折を経て31歳。すっかり尻に敷かれたエディは、リアンのどこに惹かれたのか?蒔いた種は、密かに自分で刈り取るべきでは? Vijat Mohindra/Artmix


「サード・ウォッチ」のエディは、現実と同じく女癖の悪い消防士を演じていましたが、演技だと思っていたファンも多い筈。その後、「インベイジョン」や「The Playboy Club」で善人役を演じていましたが、この日舞台に登場したエディは守りの姿勢を長く続けてきたからか、人相が変わっていました。

あのカップルは、もう沢山!と辟易している視聴者は、30分も付き合ってくれないと思います。同じように不倫、略奪結婚をした少数の(?)視聴者が、二人に同情するか、言い訳を勉強するために観るのでしょうか?それでも、何も得るものがないリアリティー番組は次々と登場します。情けない限りです。


前の記事:
原爆作りに携わった人達のドラマ
次の記事:
14年夏のセット訪問「Brooklyn Nine-Nine」「Masters of Sex」

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://tvgroove.biz/mt/mt-tb.cgi/2535

最近の記事

▲ TOP