「ジャンゴ　繋がれざる者」は、最近見た映画の中でも、心から満足感を覚え、ものすごく見て良かった！と感じる傑作でした。

『ジャンゴ　繫がれざる者』
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2013年3月1日（金）より丸の内ピカデリー他全国ロードショー！
公式サイト　//www.sonypictures.jp/movies/djangounchained/

さすがは、われらがクエンティン・タランティーノ！！
アカデミー賞脚本賞受賞、納得のストーリーと強烈なセリフの数々。やられました！

主人公ジャンゴを演じたジェイミー・フォックスには本当にシビレましたし、ジャンゴを解放する賞金稼ぎのシュルツに扮したクリストフ・ヴァルツは惚れ直しました♡
アカデミー賞助演男優賞受賞の時も素敵だった～！

サミュエル・Ｌ・ジャクソンは……こんな役！！？？（見てのお楽しみ＾＾）
私にとっては、かなりショッキングな役柄でしたが、彼もさすがです！うまいです！

さらに、「マイアミ・バイス」のドン・ジョンソン、「ザ・シールド」のウォルトン・ゴギンズ（最近映画で大活躍中！）などなど、いい味出してる役者が盛りだくさんです！

そして、そして、レオナルド・ディカプリオが演じる農園領主キャンディの極悪さと言ったら……

そんなレオ様が、なんと３月１日公開当日に来日してくれました！
空港での様子などは、当サイトのニュース記事にも出ていますね。

翌日の今日、都内で来日記者会見が開かれました。昨日の夕方、ギリギリで取材申し込みの申請を済ませた私は、カメラを持って会場に行き、最前列のほぼど真ん中をキープ。

撮影中、あまりの熱演で、グラスで手を切ってしまったというレオ。そのアクシデントが、そのままシーンとして使われたことについて質問しようと思っていたところ、ほかの記者からその質問が出ました。

すごく痛そうですが……

「割れたグラスの破片が手に刺さってしまい、テーブルが血だらけになったけれど、そのまま撮影を続けたよ。ジェイミーも驚いていたし、タランティーノ監督も心配していたけど、そのシーンを本編に使ってほしいと思ったんだ」
レオの役者魂を感じますね～。

では私は、ぜひ聞いてみたかったこの質問を。
「今回、とても素晴らしく悪役を演じられていて、キャンディは本当に憎たらしくて、あなたのことを嫌いになりそうでした（笑）。あなたがこれまで見た映画の悪役キャラクターで、好きなキャラクターは何ですか？」

するとレオは、
「うーん、すごくたくさんい過ぎて選べないなぁ。『トゥルー・ロマンス』のゲイリー・オールドマンと、『トゥームストーン』のヴァル・キルマーが演じた悪役は好きだね。今回の役作りの参考にもしたよ。『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスも好きだけど、あの役は英雄でもあるからね」
彼自身が筋金入りの映画ファンという感じの答えで、とても嬉しかったです！

誰もが気になっていた休業宣言については、
「２年で３本の映画を撮ったから、少しだけ休みたいと言ったら、まるで俳優業を辞めるような記事にされてしまっただけだよ。大好きな俳優業を辞めるつもりはないよ」と答えてくれて、本当にホッとしました。

レオが子供の頃から、「愉快なシーバー家」の頃から見続けてきましたが、すごく素敵な大人の男性になった、演技に対する真剣な眼差しのレオに、すっかり心を奪われた取材となりました（*＾＾*）