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エンタメの仕事につくための方法論

(2009年7月29日)

最近、UCLAの同窓会のサイトに、僕がだいぶ前に書いた留学体験記が載ったようで、それを見た何人かの方からお便りをいただきました。
(ブログを読みたいので更新してください、とおしゃってくださった方もいらっしゃったので、久方ぶりにこうやってエントリーしています。)
 
その体験記は起業前夜のころを記したもので、なんかよくわからないことをウダウダと書いていて自分でも読んでいて恥ずかしい限りですし、その後、海外ドラマをテーマにした会社を興してやってきた9年ほどの期間についても、圧倒的な知識不足、経験不足のために、ムダや失敗の連続で、とても自慢できるものではありません。
 
それでもそうやって、何かしら興味をもってくれる人がいて、参考にしてもらえるのであれば、それはそれでたいへん光栄です。
 
 
さて、MBAをとってもう10年になり、自分の中では語学や留学やMBAといったものはとっくに過去のことになっているのですが、よく受ける質問としては、やっぱり、語学や留学に関するものが多いですね。昔も今も、海外に出ることで大きなステップアップを図ろうと考える人が多いのだと思います。
 
外国語を勉強したり、海外に出ることで得られるものはとても大きいと思いますので、そういうことにトライできる環境にあるラッキーな人はどんどん突き進んでいけばいいと思います。まったくムダだったということにはならないと思いますね。必ずいろんな形でその後の人生の中で活きてくると思います。
 
それから、どうやったらエンタメ業界で働けるようになるか。エンタメ業界で働くために、何を身につけたり勉強すればいいのか、というような質問もよくもらいます。こういう質問をもらう時によくあるのが、その人はエンタメ業界にとても興味があって切実に働きたいと思っているんだけど、質問の内容がどうしても漠然としているケースです。「こんなエンタメ大好きな私ですけどどうすればいいですか?」っていう感じの質問です。
 
UniversalStudio01.jpg
ユニバーサル、ソニー、パラマウント、ドリームワークス、ディズニーなどのメジャースタジオはいつも超大人気の就職先です。 Glenn Harris / PR Photos
 
そういう、超情熱的で切実で、でもとても漠然とした質問になってしまうのは、その人たちが悪いわけでは全くありません。そもそもエンタメ業界というのが、つかみどころがなく、よくわからない業界だからです。僕自身もアメリカにいるときに映画会社の人に会うと、同じようにものすごく興奮しながら漠然とした的を射ない質問ばかりしていました(笑)。
 
一般の方たちがどうしても描いてしまうイメージは、例えば、こういう留学をすれば映画会社に就職できる。英語がこれくらい出来るようになれば就職できる。いつどこで行われるテストや面接を受けて受かれば就職できる、といった明確な方法論のようなものだと思います。
 
だから、「やる気は十分にあります。ですからその方法を教えてください。それさえ教えてくれれば猪突猛進でそれがうまくいくようにがんばりますから!」といったスタンスになるのかもしれません。
 
でもそういう明確な方法があまり存在しないのがエンタメ業界の特徴のようです。実際のところ、エンタメ関連の企業が新しいスタッフを広く公募するのはあまり目にしませんし、もしそういう募集がまれにあったとしても、一瞬にして何百人という応募が集まって締め切られてしまうでしょう。
 
こういう状況はアメリカでも同じでした。たった1、2人のポジションに対して3日ほどで数千の履歴書が送られてきているのを見たことがあります。
 
じゃあ、エンタメ業界というのは絶望的なのか、というとそうではありません。実際のところ、映画、テレビ、その他、エンタメ、マスコミ、メディアまで含めた業界規模はとても大きいですし、たくさんの人がそこで働いています。また人材の流動もありますから、常にヒトに対する需要もあります。可能性は十分あると思います。
 
 
ですから、これからエンタメ業界に入ろうと思われる方は、まず、一般企業を受ける時のようなシステマティックな方法論を見つけよう、というスタンスからはいったん離れたほうがいいと思います。
 
「じゃあどうすればいいんですか?」と当然思われると思いますが、そこで僕が方法論的なものを答えるのは、論理的におかしなことになってしまいますよね。方法論がないと言っているわけですから(笑)。
 
でもあえて一つ言えることがあるとすれば、「自分でゲリラ的にどんどんアプローチしていってとにかくどんな形でもいいから業界に足を踏み入れる。運良く足を踏み入れることができたら、そこからはどんどん知識や経験やネットワークを広げていき、自分が本当にほしいと思えるような仕事にだんだん近づいていけばいいでしょう」ということになります。
 
 
これは別に僕独自の考えではなくて、ハリウッドの映画会社で働いている人に聞くと、だいたいこういうことを言われましたし、実際に、アメリカそして日本で見事仕事をゲットされた方に聞いても、だいたいこういうやり方で成功されている方が多いようです。
 
ある映画会社の重役の人が業界志望の人によくこう言っていました。
 
"Just get in anyway you can!"
  
  
興味ある方はぜひ参考にしてください!
 
清水 裕一


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コメント

コメントありがとうございます。

正面突破は超難関でも脇から攻めてみたら以外にカンタンに攻略できた、なんてことは案外よくあるのかもしれませんね。

提案うまくいくといいですね。
がんばってください!

投稿者:ぐるぐる |2009年7月30日 19:16

久々のブログ更新待っていました。
ゲリラ的にアプローチ・・・確かにそれが最も効果的な気がします。

私もとある会社にまさにゲリラ的アプローチを仕掛けようと考えております(笑)
時間もないので、早急に企画をまとめ飛び込むつもりです。

起業、留学など色々なネタをお持ちだと思いますので、ぜひぜひこれからもブログを更新し、情報を発信していただけると嬉しいです!
ブログは更新性が重要なサービスですし。

ブログから自分の考え方の幅をさらに広げていきたいと思っております。
では次回の更新も楽しみにしています!

投稿者:Yusuke |2009年7月30日 02:02

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