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ドラマティックな現実にドラマは勝てないのか!?

(2008年10月16日)

今日は再び株式市場が大暴落。日米揃って過去2番目の下げ幅を記録しました。

それでも、もう日本のマスコミは報道づかれが出ているのか、トップニュースにもなりませんね。トップニュースで報道されている、何十年前の相撲の八百長の有無についての議論よりは深刻な気がするのですが・・(笑)。
 
マスコミがどう報道しようと、今後、あらゆる業種が影響を受けるのは間違いないでしょう。テレビの世界も例外ではなく、確実に視聴率が見込める定番シリーズにお金が集まり、新しい番組は視聴率の打ち切りラインが上がるはずです。
 
CMでなりたっているネットワーク局はある程度スポンサーの風見鶏的な番組作りになってしまうのは仕方ないでしょうが、有料のケーブルテレビ局はこういうときこそ、チャレンジングな番組を作っていってほしいと思います。ただ不況のあおりで有料チャンネルの契約者数も激減するようだと、ちょっとまずいですね。そのあたりが気になってます。
 
米国では秋のテレビシーズンがはじまったばかりですが、大統領選と株価下落の報道におされて、通常の番組の視聴率がもう一つふるわないようです。大統領選は11月の投票に向けて最高潮にヒートアップしているようですし、ウォールストリート発の経済の激震は庶民の生活にしゃれにならない影響をおよぼしそうですから、のんびりドラマを見てる場合じゃないということなんでしょうか。
 
大統領選が終わって12月頃にはちょっと落ち着くのかな?
 
 
清水裕一


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