あこがれの職業が今は・・
(2008年10月13日)
「ファミリータイズ」最終回で主人公アレックスがオハイオの実家を旅立ちます。
ニューヨーク、ウォール・ストリートの投資銀行へ就職し、超高給取りでかっこいいインベストメントバンカーになるという、彼の夢が見事かなったのでした。
このエピソードが放送されたのが1989年。
それから19年後、ウォール・ストリートの一流投資銀行がたいへんな危機に陥り、世界中を不安におとしめています。
僕もアレックスのマネをしてアメリカの金融機関への就職をしました。金融の超先進国としてのアメリカへの信頼やあこがれは相当ありました。
それだけに、最近の米国発の金融危機を見ると、これは歴史の一つの大きな転換期だろうと感じざるを得ません。一時期において、どんなに優位にあっても、どんなに勢力を持っていても、それがずっと安泰であるということはないんだということを実感します。
今回のことが、どれくらい深刻な危機なのか、どれくらい続くのか、我々の生活にどういうインパクトを与えるのか、まだまだ未知数で余談を許さないですが、世の中はすごい早さでどんどん変わっているんだなということをまざまざと実感しました。
引き続き様子をみながら、じゃあ自分はこれからどういう行動をすべきかということを考えてみようと思ってます。
清水裕一
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