リアリティ番組はいかが?
今週月曜日(12/3)から配布されている無料の雑誌「+R25」(ボーナスアールニジュウゴ)12/3特別号で、僕が先日取材を受けた記事が掲載されています(13ページ)。
ポスト『24』は素人参加番組!?企画もスケールも超ド級!オモシロ海外番組を先取りだ
というタイトルで、めずらしく海外ドラマではなく、リアリティ番組についての記事です。
リアリティ番組とは、脚本がない(実はあったりするのですが)素人参加型のオーディション、コンテスト番組やドキュメンタリー番組のこと。最近は芸能人が参加するものなど、いろいろなバリエーションがあります。
実際、ここ数年、アメリカの視聴率ランキングでぶっちぎりのナンバー1なのが、「アメリカン・アイドル」という、歌唱力を競うオーディション番組だし、最近では、ちょっと前に人気のあった芸能人がダンスの腕前を競う「ダンシング・ウィズ・スターズ」という番組が他の人気ドラマをおしのけ視聴率1位を連発しています。
また、日本版もつくられた「サバイバー」は現在でもアメリカで人気がありますし、賞金100万ドルをかけて世界中を舞台にレースを繰り広げる「アメージング・レース」もアメリカではなんとシーズン12までいっているというほどの人気。(夏生幸さん、清水久美子さんも観てるようですね。)
こういったリアリティ・ショーの特徴は、ヒットすると、コンスタントにものすごく高い視聴率をたたきだし、人気のあるドラマでもまったく太刀打ちできないほどの強さを発揮するということ。上記の「アメリカン・アイドル」「ダンシング・ウィズ・スターズ」が最たる例ですね。
また、ドラマやコメディでは、役者のギャラが高騰して、1話につき、何千万円から1億円を超えるような人もいたり、また大規模な特撮やらCGやら海外ロケやらで制作費は上がる一方なのに対し、リアリティ番組は比較的、制作にかかるコストが抑えられる点もテレビ局にとっては魅力です。
ということで、リアリティ番組はすっかりアメリカのテレビ界になくてはならない存在になり、これからもさまざまな企画の番組が作られていくことでしょう。
日本では、ドラマにくらべて、まだまだこれからという感じですが、個人的にも好きなジャンルですし、ドラマは観ないという人でも楽しめる番組もあると思いますので、もっと広まるといいなと期待しています。
「ジョー・ミリオネア」、「魅惑のアイランド」、「オズボーンズ」、「シンプルライフ」など日本でもDVDが出ている番組があるので、リアリティ・ショー未体験の方は一度ご覧になってください。
当面は、「アメージング・レース」「アメリカン・アイドル」などを楽しみながら、「ダンシング・ウィズ・スターズ」や不動産王ドナルド・トランプのビジネス・リアリティ番組「The Apprentice」などが日本にやってくることを楽しみに待ちたいと思います!
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