ウルフギャング・パック・カフェに行こう!
90年代後半にUCLAのビジネス・スクールに留学していたころ、学校での勉強はほどほどに、ドリーム・ワークスやFOXといったハリウッドのメジャースタジオで働かしてもらっていました。
特に、ドリーム・ワークスでは、ビジネス・スクールでの大きなプロジェクトをドリーム・ワークスとの共同で行うという機会にめぐまれたこともあり、学校が終わるとすぐにユニバーサル・スタジオの敷地内にあるドリーム・ワークスのオフィスに直行するという生活が半年以上続きました。
UCLAのあるウェストウッドからサンセット通りを通ってハリウッドに行き、ハリウッドフリーウェイ101号にのるというのがおきまりのコースでしたが、サンセット通りを走っているときにいつも目にしたのがWOLFGANG PUCK CAFEというレストラン。
今から思えば行こうと思えば行けたと思うのですが、その独特の名前とハリウッドという場所から想像して、お金持ちがいくようなレストランなのかなと想像しつつ、勉強やプロジェクトに追われる忙しくて貧乏な学生であったということもあって、ついに一度も行くことはありませんでした。
その後、WOLFGANG PUCKがアカデミー賞のパーティの料理などを手がけるハリウッド御用達の超有名シェフで、自身の料理番組でエミー賞まで受賞している人だと知ったのは、帰国してだいぶ経ってからのことでした。
そんな記憶も薄れつつあった最近、横浜の新しい商業施設「横浜ベイクォーター」に行ったとき、そのウルフギャング・パック・カフェがあるのを見つけました。うれしくてネットで調べてみると、ウルフギャング・パック・カフェ、さらにカジュアルな線を狙ったウルフギャング・パック・エクスプレスという名称で東京を中心に6店舗すでに展開しているんですね。しかも、仕事場の近く、原宿に1つあるじゃないですか。
竹下通りの入り口にあるそのお店にさっそく行ってみると、意外に広くて、カジュアルで、一人でまったりと落ち着いてノートパソコンを開けるような雰囲気で、「使える」感じでしたね。
アメリカにいたとき、なんとなく憧れの遠い存在であったレストランにいつでも気軽に行けるようになったことが少しうれしかったです。
当面、原宿で人と打ち合わせするときはここを使うことになるでしょう(笑)
ちなみに原宿のほうはカジュアルなカフェという感じでしたが、横浜のお店は夜景が最高にきれいで貸切パーティなんかやったら本当にカッコいいだろうなと思いました。いつか実現させたいですね!