「24」シーズン6 レンタル開始とともに瞬間蒸発
(2007年9月 9日)
「24」のシーズン6のレンタルが9月7日からはじまり、さっそくレンタル屋さんに行ってみたらものの見事にすべて貸し出し中でした。
プロモーションも大々的でしたし、店頭での棚割りでもとてもいい位置と面積をキープしてますから、当然のことでしょう。入荷と同時に借りていった輩がたくさんいるのでしょう。
でも同時に「借りたーい、見たーい」と思いながら、貸し出し中のタグを見て涙をのんでいる人も大勢いるはずで、ビジネス的に小さくない機会損失になっているはずです。
でもそうかといって、最初の需要に合わせてあまりに大量に仕入れると今度は、しばらく時間が経過した後、ムダな在庫が生じてしまうということになります。
こういう現象はリリース直後に需要が集中するDVDの宿命であり、いかにこのあたりの機会ロス、在庫ロスを減らせるかにDVD関係者は苦心しているところだと思います。ご苦労様です。
このあたりでやはり期待したいのがビデオ・オン・デマンドのしくみ、つまり、インターネット回線等を利用して、視聴者のリクエストにより見たい番組が配信されるというしくみですね。これだと、回線のキャパシティにより無限のニーズに応えられるということではないですが、それでもかなり柔軟な供給ができると思います。
やはりせっかくCMとかをみて気分が盛り上がっているんですから、盛り上がっているうちに見たいというのが視聴者の性というものでしょう。(僕自身、早く見たいとやきもきしてます。)
そういうサービスが早く世の中にいきわたることを期待したいですね。