視聴者パワーがドラマの脚本を変えた! - スターゲイト:アトランティス
(2007年8月 9日)
[注:スターゲイト:アトランティスのネタバレあります]
「スターゲイト:アトランティス」でカーソン・ベケットというキャラクターがいます。(この方)
ユーモアセンスたっぷりのチーフドクターの役でファンにも人気なのですが、第3シーズン(アメリカで放送終了、日本では未放送)ではある出来事で死んでしまうんです。
それに対してファンが猛抗議。
そんなファンの声に心を動かされたのか、番組のプロデューサーが第4シーズンにカーソンを復活させることを表明しました。
死んだ人物がどうやって復活するのかは明かされていないようで、ひとつの見どころとなりそうです。ファンの声が番組のストーリーに影響を与えるということが実際にあるんですね。
(Usagyさん何か間違っているところがあればツッコミお願いします(笑)。)
・・・
似たようなケースが日本でもあったことを最近知りました。
「マイアミ・バイス」のファンサイトを運営されているmiami_vice_musicさんが教えてくれたのですが、「マイアミ・バイス」のDVDボックスが最終の第5シーズンまで発売されることになったそうです。ところが、日本未放映のエピソードについては吹替えがなく字幕で収録される予定だったということです。
これに対してファンのみなさんが結束して、せめて最終話だけでも吹替えを実現してほしいと、DVDの発売元に働きかけたところ、みごとにその願いがかない、当時の声優さんたちが20年ぶり(!)に集まり、最終話の吹き替えが実現したということです。すごいですね。
この2つのケースのように視聴者の声を聞いて、それを制作やマーケティングに生かすような試みがこれから増えてくるかもしれませんね。